2008年 09月 20日
この記事以降、Lightroom 2 を使用した解説になります。 撮影時にRAW+JPEG同時記録した場合、Lightroomの環境設定>読み込みのダイアログで、RAWファイルの隣にあるJPEGファイルを別の写真として処理するにチェックを入れていない場合、 ![]() ![]() 表示されているプレビューは、RAWファイルを元にして表示されています。 プレビューの色調は、Lightroomの現像設定によって表示され、同時記録したJPEGのカメラによる設定の色は、この状態では確認できません。 また、色調補正の作業や書き出しも、RAWファイルを元にして行われ、同時記録したJPEGのほうを加工したいと思っても出来ません。 そこで先ほどの環境設定の項目、RAWファイルの隣にあるJPEGファイルを別の写真として処理するにチェックを入れます。 ![]() そこで、環境設定の項目にチェックを入れた後、フォルダパネルのフォルダの上でコンテクストメニューを出します。(コントロール+クリック、または右クリック。) ![]() するとフォルダ内をスキャンして、読み込まれていないファイルを探し、枚数が表示されます。 ![]() ![]() 読み込みダイアログで、表示したいJPEGだけを選ぶことも可能です。 ![]() これはLightroomを再起動すれば、直ります。 再起動すると、 ![]() さてちょっと話が逸れますが、Lightroom2 では、書き出したファイルを「元の写真と同じフォルダ」に書き出し、カタログに追加してライブラリに表示できるようになりました。 今、このハイライト表示になっている画像には、同時記録のJPEGがありません。 ![]() ![]() そして書き出すと、 ![]() 書き出すときにサイズ変更したので、同時記録のJPEGとはサイズが違っているのが分かります。 さて、RAW+JPEGと、1ファイルにして表示するのは、ライブラリの視認性を良くするための工夫なのでしょうが、RAWとJPEG、それぞれ別ファイルとして読み込んだ後からは、再びRAW+JPEG表示に戻すことは出来ません。 環境設定のチェックを外しても、先ほど述べましたように、設定は読み込み時に有効であって、読み込んだファイルには反映されません。 なので、同時記録したRAWとJPEGを別ファイルとして読み込んでしまうと、同じファイルが2つ並んで視認性が悪くなります。 そこで、同じ画像をスタックさせておくと表示枚数が半分に減り、視認性が上がります。 スタックは、重ねておきたい複数枚の画像を選択し、ライブラリモジュールの写真メニュー>スタック>スタックでグループ化、でスタックすることが出来ます。 あるいは、コマンド+G(グループのGです)でもスタックします。 でも、今同時記録のJPEGだけスタックさせたいと思ったとき、2枚選択してコマンド+Gを押していくのは、枚数が多いと大変な作業になります。 そこで、スタックメニューの中にある「撮影日時による自動スタック…」を選んでみました。 ![]() ![]() (訂正:0秒でもスタックされます。0秒の方が良いと思います。) そして「すべてのスタックを折りたたむ」と、 ![]() ただし、これ、隣接するコマ間の撮影間隔が1秒以上あったから出来たのかも知れません。 「秒間何コマ」というスピードで撮ったものは、うまく2枚ずつとはいかないかも知れません。 なお、先ほど同時記録でないファイルを書き出して、元画像と共に表示しましたが、書き出しダイアログで「元画像にスタック」にチェックを入れておくと、ライブラリに表示されたときに元画像にスタックされています。(ただし、スタックは広げられたままですが。) #
by yukinyaa03
| 2008-09-20 18:26
| Lightroom
2008年 05月 07日
プリンタや用紙を評価する場合の、チェックシートの作り方を解説します。 この記事は、玄光社刊「プロフェッショナルデジタルプリント」に鹿野宏さんがお書きになったものをリライトしています。 内容、図版はほぼ同じですが、引用するに当たって鹿野さんから許可を頂きました。 鹿野さん、ありがとうございます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ まず、Photoshopで新規画像を作ります。 ![]() カラースペースは、Adobe RGBにしておきます。 (sRGBでテストしたいなら、最初にファイルを作るときにsRGBにしておいたほうが良いそうです。) (この画像をA4にプリントすると幅16.93cmなので、いっぱいに利用しようと思ったら幅2800ピクセルくらいまで増やせます。あとでモザイクフィルタを50平方ピクセルにして段階を作るので、50で割り切れるピクセル数が良いようです。今回は、鹿野さんがお書きになった数値に基づいて、記事にします。) 新規のウインドウが開いたら、グラデーションツールでスペクトルを選びます。 ![]() グラデーションエディタは、オプションバーのグラデをクリックすると開きます。 ![]() この時、シフトキーを押しながらやると、水平に引けます。 グラデの始点と終点を50ピクセルほど内側にしておくのがコツだそうです。 (そのために定規の単位をピクセルにしてみました。) ![]() ![]() ![]() この時も、シフトキーを押しながら50ピクセル内側に引きます。 ![]() グラデが引けたら、レイヤーの描画モードをハードライトに変更。 ![]() ![]() フィルターメニュー>ピクセレート>モザイクを選び、 ![]() ![]() ![]() 50ピクセル内側から黒白グラデを引いたので、明度の1列目は、ほぼ0か255になっていると思います。 次に彩度変化を見るためのチャートを作成します。 今度は、幅2400ピクセル、高さ600ピクセル、解像度360ppiで新規画像を作り、またスペクトルを使ってグラデを引きます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 次にグレートーンのスケールを作ります。 今度は、幅2400ピクセル、高さ120ピクセル、解像度360ppiで新規画像を作り、黒、白でグラデを引きます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最後にA4用紙にプリントできるように、1枚の画像に貼り込みます。 A4の大きさの画像を開きます。 ![]() それを彩度0%、明るさ50%(R128,G128,B128)のグレーで塗りつぶします。 ![]() ![]() その上に、今まで作ったチャートを配置していきます。 ![]() 最初に書いたように、幅2400ピクセルの画像は、A4用紙の短辺に比べても、まだ大分余裕があります。 なので、私はチャートを左に寄せて、右側にも2本、黒白とスペクトラムのグラデを縦に配置してみました。 ![]() 下の空いている部分には、画像を適当に貼り込みます。 ![]() チャートの大きさ、セルの大きさ、グラデの段階、貼り込む画像やレイアウトは参考例です。 各自に用途に合わせて変更してお作り下さい。 また、このチャートは、おおまかな色の出方、動きなど全体的な傾向を見るものなので、分離や段階は数値的に均等ではありません。 スペクトラムの各色の幅に違和感がある場合は、グラデーションエディタで色の間隔を調整すれば良いでしょう。 このチャートを制作するに当たって、鹿野さんからは次の注意点を頂きました。 あのチャートは本当に再現範囲のもっとも外側、カラースペースの最高彩度地点を表していることを付け加えてください。 あのチャートが再現できないからといってそれをプリンタのせいにしてはいけません。 AdobeRGBで作った場合のあのチャートを再現できるデバイスはほとんど存在しないのですから。 その意味を知らずに乱用するとろくな結果を招きません。 実際の使用に時に彩度を10%、20%、30%と下げたバージョンを用意してプリントすることをお進めします。 30%下げたチャートを再現していれば十分だと思います。 ということなので、デジカメ画像を貼り込む前のチャートを統合し、Gamut Worksでプロットしてみました。 ドットがチャートに含まれる色を表しています。 赤い範囲がAdobe RGB、グリーンは参考として、エプソンPX-G5300のCRISPIAのガマットを配置してみました。 ![]() そこで、彩度を30%落としたものをプロットしてみました。 ![]() それでも、プリンタのガマットよりは、まだ外にあります。 鹿野さんのご注意の通り、実際にはこれで十分かと思います。 彩度を落としたチャートを載せておきます。 ![]() さっきの画像よりも、飽和が少なく見えるでしょうか? 彩度を落とすには、カラーチャートのレイヤーの上位に「色相・彩度」の調整レイヤーを置いておくのが良いかと思います。 このチャートをプリントして検証する点は、カラーチャートの色の分離、グレーチャートの色転びなどです。 また、プロファイルを使用した場合、レンダリングインテント(マッチング方法)を知覚的にするか相対的にするかによって、色がどう動くかを見るのにも使えます。 ドライバを使用した場合、プロファイルを使用した場合など、条件をかえてプリントしてみると、その違いを理解するのに役に立つでしょう。 #
by yukinyaa03
| 2008-05-07 11:33
| カラーマネジメント
2008年 02月 21日
Lightroomでは、ライブラリモジュールの右パネルにある「クイック現像」で、現像現像モジュールの「基本補正」と同じ調整が出来ます。 ![]() クリックして増減する設定値の量は、調整項目によって異なりますが、スライダのように「1」単位ごとの調整は出来ないものもあります。 調整幅が大きすぎて、その間の値が欲しいという場合は、現像モジュールに移動しないといけません。 一回クリックするごとに設定値が増減しますが、三角が二重になっているボタンは「早送り」と同じ意味で、調整値がより大きく動きます。 クイック現像では、現像モジュールと違って、どれくらいの量調整したかの数値が分からない、また微調整が出来ません。 「クイック」ということでボタン調整にしたのでしょうが、現像モジュールと同じスライダのほうが使いやすいと思います。 設定全部を初期化したいときは、「すべてを初期化」ボタンを使いますが、個々の設定を初期化したい場合は、項目の文字をクリックすると初期化されます。 クイック現像は、微調整出来ない点がちょっとイマイチな気がしますが、ルーペ表示(1枚表示)にして現像モジュール風にも使えます。 その設定値をほかの画像にも同期させたいときは、フィルムストリップかグリッド表示で同期させたい画像を選び、右下の「設定を同期」ボタンでダイアログを出して同期させることが出来ます。 最初からグリッド表示にして調整すると、複数選択している画像に対して調整が自動的に同期されていきますので、ダイアログを出す手間が省けて便利です。 (ただしその際は、ダイアログのチェック項目を事前に確認しておく必要があります。) ![]() さて、ここからが本題です。(^_^;) ライブラリモジュールは、グリッド(G)、ルーペ(E)、比較(C)、選別(N)という4つの表示の仕方がありますが、クイック現像はどの表示状態の時でも使えます。 なので、比較表示で画像を2枚表示し、片方の色調に、もう一方を合わせるときに使うと便利なのではないかと思いました。 露出やホワイトバランスをオートで撮っていると、隣り合うコマでも微妙に明るさや色が違っていることがあります。 その場合、撮影時の露出が異なっているので、設定を同期させることが出来ません。 そこで1枚ずつ調整するわけですが、現像モジュールでは、1枚の画像について補正の前後比較を二画面表示出来ますが、合わせ込みたいほかの画像を同時に表示することが出来ません。 私、現像モジュールでほかのファイルと比較できたら便利だと、Lightroomエンジニアに伝えたことがあるのですが、その時彼は「よいアイデアだ。」と言ってました。 でも、ライブラリモジュールで比較表示にし、クイック現像を使えば、ある程度追い込めることに気がつきました。 ![]() この2枚の画像は、連続して撮ったものです。 ですが、絞り優先のオートで撮ったため、シャッタースピードが異なっています。 左が1/320秒、右が1/200秒で切れていました。 背景の明るさが違うのが分かると思います。 クイック現像の「露光量」は、ワンクリックが1/3段相当の調整になるようです。 そこで、露光量をツークリック下げてみました。 ![]() (被写体の明るさが違うのは、手持ちレフの当たり方がまちまちだったせいです。見逃して下さい。(^_^;)) 取りあえずこんな作例画像しか、これを書いてるパソコンの中になかったので、な〜んだ大したことない、と思われるかも知れませんが、オートで撮ってる方は便利だとお感じになるのではないでしょうか? また、違う機種を同時に使って色が合わない場合も、色の合わせ込みに「比較」表示とクイック現像が使えるのではないかと思います。 (ただ、メーカーまで違うとHSLとか色調補正パネル使わないと難しいと思いますが。) 微調整は現像モジュールに移動しないと出来ませんが、違うファイルと色を合わせ込むときにも、「比較」(Cキーで移動)表示は便利だろうと思います。 #
by yukinyaa03
| 2008-02-21 13:11
| Lightroom
2008年 01月 18日
![]() インストールして、最初に起動したときのデフォルトとは違うかも知れませんが、最初の状態では、このように上下左右にパネルが出ています。 上のパネルを モジュールピッカー 下のパネルを フィルムストリップ 左のパネルを 左パネル 右のパネルを 右パネル と言います。 中央のサムネールが並んでいる場所が作業スペースになるわけですが、画像はなるべく大きく表示した方が良いので、これらのパネルは、必要に応じて表示非表示が切り替えられるようになっています。 すべてのパネルの中央外側には、三角マークがあります。 それをクリックしてやると、パネルが格納されます。 ![]() ![]() この時に、三角が半透明になっていれば、カーソルを三角に合わせると、パネルがニョキッと自動的に現れます。 ![]() カーソルがパネル上から離れると、パネルはまた自動的に格納されます。 上下左右、どのパネルも同じ動作をします。 一見便利そうなのですが、Macの場合、非表示にしたドックが現れてしまったり、グリッド表示で右パネルを格納してスクロールバーを触ろうとしたときに出てきたり、フィルムストリップを格納してるときに、ツールバーのアイコンを選ぼうとして行き過ぎてニョキッと出てきたり、けっこうイライラすることが多いです。 そこで私は、通常は、パネル格納しても自動的に表示しない設定にしています。 その設定をするには、パネルの外枠にカーソルを持っていき右クリック(コントロール+クリック)します。 そうすると、次のコンテクストメニューが出ます。 ![]() そうすると、自分でクリックしないと表示・非表示が切り替えられなくなります。 ちなみにその上の「自動的に隠す」は、格納してしまうとカーソルを近づけても自動的に現れず、自分で三角をクリックしないとパネルが出ないのですが、カーソルがパネルから外れると「自動的に隠れる」設定です。 「自動的に表示・非表示」の裏を返して言うと、カーソルを近づけても「自動的に表示されない」という設定です。 さて、各パネルを全部非表示にすると、画面が広くなります。 ![]() この状態にするには、各パネルの三角をクリックしていっても良いのですが、全部まとめて、表示・非表示にするショートカットがありますので、是非覚えてください。 全パネルの表示・非表示の切り替え シフト+タブ 左右パネルの表示・非表示 タブ で切り替えられます。 画面下のツールバーも非表示にしたい場合は、Tキーを押してください。 いま作例は、小さい画像が並ぶ「グリッドビュー」の形になっていますが、1枚だけを表示する「ルーペビュー」の時には、1枚の写真を画面いっぱいに表示できるので、視認性が良くなります。 画面自体をフルスクリーン(タイトルバーやメニューバーも隠す)にして拡大表示したい場合は、シフト+コマンド+Fで、そのようになります。 でも、シフト+コマンド+Fの場合は、指3本か両手を使わなくてはならないので、私はシフト+タブのほうが簡単だと思います。 さて、各パネルは必要に応じて表示しておかないと作業が出来ません。 各パネルには、それぞれ表示・非表示のショートカットが設定されています。 モジュールピッカー F5 フィルムストリップ F6 左パネル F7 右パネル F8 です。 ![]() Fいくつ、というのは、キーボードの一番上に並んでいるファンクションキーのことです。 Macのノートパソコンの場合、通常ファンクションキーには、モニタの明るさ調整、スピーカーの音量調整などが事前に割り振られています。 なので、そのまま押すと、そちらが優先されますので、その場合は、日本語キーボードの場合ですと「かな」キーの横に fnキー がありますので、それを同時に押してください。 つまり、Macのノートの場合は、fn+F5〜F8ということになります。 あるいは、システム環境設定>キーボードとマウス、で、 すべてのF1、F2などのキーを標準的なファンクションキーとして使用する にチェックを入れてください。 そうすれば、アクティブになっているアプリケーションのショートカットとして働きますので、Lightroom派はこっちがお勧めです。 fnキーとFナンバーキーを、片手で押すのは、ちょっとやりにくいですから。 ![]() このショートカットを覚えると、パネルの表示・非表示のために三角をクリックしなくて済むので、カーソルの動きが少なくて済みます。 また、Macのドックを非表示にしているときに、カーソルがオーバーランしてドックが出てきてしまう煩わしさもなくなります。 私個人は、通常は、モジュールピッカーと呼ばれる一番上のパネルは非表示で良いのではないかと思います。 余談ですが、ローカライズされる前、表記が英語だった頃、モジュールピッカーに横文字が並んでいるのは、ちょっと格好良く感じました。 それが日本語版になって「現像」「スライドショー」という文字が並んだとき、語感とともに、かっこよさが失われたような・・・・。 なので、この目立つ日本語は非表示にしておいた方が、クールかな?と思います。 さて、モジュールピッカーを非表示にしてしまうと、モジュール切り替え、ライブラリから現像への移行が出来ないんじゃないかと思うかも知れませんが、モジュール移動にもいく通りかのショートカットが設定されています。 あるいは、モジュールピッカーだけ、「マニュアル」ではなく「自動的に表示・非表示」にしておいても良いかも知れません。 画面の上の方では、ほかの操作と干渉するものが少ないからです。 ですが、せっかくなので、ショートカットでモジュールを切り替える方法をお伝えします。 ライブラリ オプション+コマンド+1 現像 オプション+コマンド+2 スライドショー オプション+コマンド+3 プリント オプション+コマンド+4 web オプション+コマンド+5 で、それぞれのモジュールを切り替えられます。 オプション+コマンド+1〜5ということです。 ![]() 尚、これ以外にも、ライブラリのグリッド表示、現像モジュール、プリントモジュールなどに移動するには、別のショートカットが割り当てられています。 頻繁に使うモジュールは、ワンキー操作で移動出来るようになっていますので、次回はそれらをまとめてみたいと思います。 ショートカットに関しては、メニューの中にも出ていますし、コマンド+/で、そのモジュールで使えるショートカットの一覧が出ますので、それを見て覚えると良いと思います。 (お詫び) ショートカットは、Mac用に書かれています。 そのうちヘルプなどを調べて、Windows用も書き足そうと思ってますが、取りあえずWindowsでお使いの方、ごめんなさい。 #
by yukinyaa03
| 2008-01-18 15:13
| Lightroom
2007年 04月 30日
Lightroomの切り抜きツールは、切り抜き枠は固定のまま、画像の方を回転する方式なので、Photoshopよりも直感的に使いやすいです。 切り抜き表示枠を出すには、ライブラリモジュールからは、「表示メニュー>現像の切り抜き」を選ぶか、現像モジュールから、「表示メニュー>切り抜き」、あるいはツールバーを表示していれば切り抜きアイコンから切り替えられますが、どのモジュールからも Rキーで切り替えられる ので、是非覚えておいた方が良いと思います。 ![]() そして、これはよそで拾ったTIPSなのですが、縦横比の固定、解除は、Aキーで出来ます。 ツールバーの鍵アイコンをクリックして切り替えても良いのですが、ポインタを動かさなくてはいけないので、ショートカットを覚えておいた方が便利です。 尚、縦横比を固定しない(鍵アイコンが開いている)場合でも、シフトキーを押しながらドラッグすると、その時の比率が固定されます。 切り抜き枠の位置や大きさ、回転は、画像の上でドラッグして行うのが、一番簡単ですが、矢印キーをたたいて微調整することも出来ます。 シフトキーを押しながらやると移動量が大きくなります。 つい枠を動かす方向のキーをたたいてしまいがちですが、枠ではなく画像の方が移動するので、慣れないと間違えやすいです。 回転を矢印キーで行いたい場合は、角度入力欄をアクティブにすると、上下キーで1度ずつ回転します。 シフトキーを押しながらやると、10度ずつの回転になります。 切り抜き枠を表示している時も、現像設定の調整も出来るのですが、スライダにポインタを置いて、矢印キーでスライダ調整をしようと思うと、切り抜きの方が動いてしまいますので、その時はRキーを押して、切り抜きを完了してからやって下さい。 なお、切り抜き表示の時、コマンドキーを押しながら左右キーを押すと、表示している画像がコマ送りされます。 画像上に、情報オーバーレイを表示している場合は、表示オプションで、画像の「現在の寸法」を表示出来ます。 その時、切り抜きを行うと、切り抜かれた実寸(ピクセルサイズ)が表示されます。 Lightroomでは、作業中は出力解像度の設定がありません。 出力解像度が設定出来るのは、書き出しの時です。 したがって、切り抜き作業でも、切り抜く縦横比の設定ダイアログはありますが、実寸を直接入力することは出来ません。 ![]() 先日、Lightroomを使って、カメラブレ画像の等倍表示比較を行ったのですが、その際ブログ上で縮小されない最大サイズ(600ピクセル)に切り出すのに、「現在の寸法」を見ながら切り抜き枠を決めました。 ですが、切り抜き枠は「全体表示」で示されるので、小さいモニタで表示しながら、高解像度データから600ピクセル相当を切り抜こうと思うと、枠が小さくなってドラッグがしにくかったです。 結局は、600ピクセル丁度には出来ず、596ピクセルくらいで妥協しました。 Lightroomでは、再サンプリングなしに希望のピクセルサイズに切り抜く、ということは考慮されていないようです。 そういう作業をする場合はPhotoshopの方が正確に出来るので、「Photoshopで編集」に移行してやれば良いのですが、Lightroomで出来てしまえば手間いらずだと思いました。 Camera Rawの切り抜きの場合ですと、出力解像度の設定も出来るので、「350dpiで、12cm X 17cm」というような設定が出来ますが、Lightroomの場合は出来ません。 Lightroomで12cm X 17cmにプリントしたい場合は、12 : 17で切り抜きを行い、書き出さず、プリントモジュールを使ってプリントするのが基本だと思います。 プリントモジュールで、用紙に合わせてプリントしたい大きさ(セルの大きさ)と、プリント解像度を設定します。 このあたり、Photoshopと考え方が違うので、ちょっと混乱するかも知れません。 Lightroomの場合は、セルの大きさとプリント解像度によって、ファイルの実寸から再サンプリングが行われてプリントされます。 Photoshopの場合は、画像を再サンプリングする場合、画像の補間方式のオプションがありますが、Lightroomにはありません。 以前Betaの時にテストした時、低解像度のデータを、Lightroomで高解像度のプリント出力設定で出した場合、Photoshopのバイキュービックで再サンプリングしてからプリントするよりも、画質が悪かった経験があります。 このことについては、またいずれ書くつもりでいます。 #
by yukinyaa03
| 2007-04-30 10:11
| Lightroom
2007年 04月 23日
DPP 3.0 と Raw Image Task (ImageBrowserから起動)の階調の違いを、スタンダードとニュートラルのピクチャースタイルごとに比較してみました。 画像中、RITというのは、Raw Image Taskの略です。 画像は、それぞれのアプリケーションからPhotoshopに転送し、それを画面上(L997)で100%サイズで並べてからキャプチャ、PhotoshopでsRGBに変換して開き、文字を加えて、web用に保存しました。 カメラはEOS 5D 、レンズは24-105/f4L IS です。 現像設定は、どちらのソフトもデフォルト、色空間はsRGBです。 クリックで拡大(1600X1179 pix)します。 だぶん、階調の違いは、拡大画面じゃないと分からないと思います。 スタンダードとニュートラルを比較したい場合は、コンテクストメニューを出して、それぞれの画像を別ウインドウで開いてください。 厳密に言いますと、掲載画像はsRGBから私のモニタの色空間(キャリブレーションしたプロファイルによる色空間)に変換され、それをキャプチャしているので、sRGBで表示される色調、階調とは異なっていると思います。 ですが、階調の分離の違いはお分かり頂けるのではないかと・・・・。 ただ、ご覧頂くモニタの性能にもよると思います・・・・。 ![]() ![]() いちばん階調が分離しているのは、 Raw Image Task の Neutral ですね。 このテストをしようと思って撮影したわけではないので、カメラでJPEGは撮っていませんでした。 カメラで生成されるJPEGは、DPPとRaw Image Task、どちらに近いと思いますか? DPPが出た頃は、EOS Viewer Utility(Raw Image Taskの前身)のほうと同じで、DPPとは少し差がありました。 現在でもDPPとRaw Image Taskは違いがあるようなので、Raw Image Taskと同じ階調のJPEGが作られていると良いのですが。 もし、Raw Image Taskと同じ階調だとすると、RAW+JPEGで撮った場合、カメラで生成されたJPEGと、DPPで現像したJPEGは、階調が同じにならないことになります。 例えば、RAW+JPEGで撮っておいて、調整を加えたい画像だけRAWから現像するというワークフローを考えた場合、DPPで現像すると、カメラで撮ったJPEGと微妙に色が合わないことになりそうです。 また後日テストしてみようとは思いますが、キヤノンは、DPPをプロ用現像ソフトとしていますので、このあたり、ちょっと疑問に思ってしまいます。 #
by yukinyaa03
| 2007-04-23 13:40
| デジタル・フォト
2007年 04月 14日
Lightroomは、コンデジで撮ったムービーファイルは表示出来ません。 コンデジから、あるいはコンデジのメディアから読み込みを行ったとき、ムービーファイルがあると、次のアラートが出ます。 ![]() そして表示出来ないだけでなく、コピー先のフォルダにもコピーされません。 読み込みダイアログでメディアからのコピーを行うと、ついメディアの中身全てをコピーしたように思ってしまいます。 ですが、Lightroomを使ってコピーした場合は、ムービーファイルは読み込まれません。 そのままコピー済みとして、メディアを初期化してしまうと、ムービーファイルも消えてしまいますので注意が必要です。 私のコンデジはキヤノンですが、同梱されていたImageBrowserを使って取り込めば、ムービーファイルもコピーされます。 CS3のBridgeに搭載されると思われるフォトダウンローダも、ムービーファイルは読み込むと思います。 (Bridgeは、QuickTimeでムービー再生できます。) 読み込みダイアログは、どれも似たような機能だと思いますが、Lightroomの場合、コンデジから読み込むときは、ムービーファイルを手動でコピーしなければならないので、面倒ですね。 尚、Adobeエンジニアの方の話によると、読み込めないファイルのアラートは出るけど、Lightroomに表示出来ないだけで、フォルダへのコピーは行われるようにしたつもりだったらしいです。 ということで、おそらくバージョンアップで修正されると思います。 #
by yukinyaa03
| 2007-04-14 14:41
| Lightroom
2007年 04月 14日
今日のは、TIPSとちょっと違いますが・・・・・。 Lightroom未体験の方によく聞かれるのが、「LightroomとPhotoshop(のBridge&Camera Raw)は、どうちがうのか?」ということです。 それに対するお決まりの回答は、 「Bridgeの方は、画像以外のファイル、例えばIllustratorのファイルやPDFも表示出来、CreativeSuitesの中での橋渡し的役割もするので、全然性格が違うもの」 というのがあります。 Photoshop Lightroom FAQの中に、「Lightroomは、Adobe BridgeまたはCamera Rawの代わりとなる製品ですか?」という項目があるのですが、そこにもそのように書かれています。 しかしながら、前述の質問がカメラマンからなされた場合、その回答は的はずれだと思います。 だって、大方のカメラマンは、IllustratorもPDFも、さして扱いません。 質問の意図するところは、セレクトや現像作業など、一連のワークフローに対して、どういう違いがあるのか?Lightroomを使った方が、今までより便利になるのか?ということだと思います。 その意味に置いては、PhotoshopがCS2である現在、ややLightroomにアドバンテージがあるように思いますが、間もなくCS3になると、その差はほとんどなくなるような気がします。 BridgeにもApertureのような部分拡大出来るルーペ機能が付きますし、メタデータによる分類、サブフォルダまで開いて表示、プレビューの2画面表示などが出来るようになります。 Camera Rawの調整機能はほとんどLightroomの現像モジュールと同じになりますし、ゴミ取り機能も搭載されるようです。 (LightroomはCamera Rawと、XMPファイルを介してメタデータの互換性があるので、両者の機能を同じにしなくてはいけないのは当然だと思います。) 現状で、Lightroomの方が勝っているかな?と思われるのは、プリント機能です。 Bridgeからはプリント出来ないので、プリントに関してはPhotoshopを起動しなくてはいけません。 (Bridgeは、RAW現像から保存までスタンド・アローンで(つまりPhotoshopを起動せずに)処理出来ますが、意外に知られてないかも・・・。) 納品データには、コンタクトシートを付けることが多いと思いますが、PhotoshopのコンタクトシートIIは、時間と手間がかかります。 Lightroomは、ドラフトモードを使うとコンタクトはあっという間に作れます。 ただし、カラマネが効かないので、モニタとは色調が合わないようです。 色調関係なく、絵柄が分かれば良いというときは便利ですが、コンタクトと言えども、「目に見えるもの」で印象を判断される可能性が高いので、やはりカラマネはしておきたいところです。 そうなると、RAWから展開して、プロファイルをあてがってコンタクト用データをキャッシュしていくので、時間がかかります。 ほとんどRAW現像するのと同じくらいの時間がかかるようです。 Camera RawでJPEG(納品用、あるいはコンタクト用にもっと小さいサイズ)に展開し、それからコンタクトシートIIを作った場合、JPEGの大きさによっては、LightroomよりコンタクトシートIIのほうが作業時間が短いですが、そのあと1枚ずつプリント設定をして流していかなければなりません。 その点Lightroomは、1回のプリント設定で、あとはコンピュータにまかせておけるので、ほかの作業をすることも出来ます。 ほかの作業だけでなく、いまコンタクトをプリントしようとしているファイルの現像作業も、同時並行して行えます。 (ただし、負荷がかかるので、処理時間が長くなりますが。それでも、現像とコンタクトを別々に作業するよりは、多少時間短縮にはなるようです。) ただし、注意点として、Lightroomのコンタクトには、ファイル名に拡張子が入らないこと、元データのファイル名が記載されるので、書き出し時にファイル名を変更した場合は、異なってしまうことがあります。 それと、LightroomからはCMYKのプルーフプリントは出来ません。 このことは、一部のカメラマンにとっては決定的かも知れません。 ということで、プリント機能に関しても、一長一短があると思われ、「Photoshopに比べて断然有利」とまで断言は出来ないかな?と思います。 (「やや有利」くらいかな?) LightroomとBridgeの最大の違いは、Lightroomの場合、「読み込み」作業をしないと表示出来ないところにあると思います。 この点については、ヘルプの「ライブラリ内の写真の整理>ライブラリモジュールについて>Lightroomのライブラリについて」に、LightroomとBridgeの機能の違いについて、記載があります。 (ヘルプも著作権があるようなので、引用はひかえます。) それによると、Bridgeは、オンラインじゃないとファイルを表示出来ないが、Lightroomは、読み込んでしまえば、オフラインでも表示が出来るという違いを挙げています。 私はこれが、Bridgeとの最大の違いだと思います。 ただ、この点にメリットを感じるか、自分にとって必須の機能か、と考えると、今のところ「あああ、そうなの?」というくらいにしか思わないのですが・・・・。(笑 実データを持ち歩かなくても、プレビューキャッシュだけで、閲覧やスライドショー、ドラフトモードでのプリントが出来るのは便利かも知れません。 でも、差し当たって、その機能を使う機会は、あまりないので・・・・。 使うとしたら、ノートに入れておいて、プレゼンでスライドショーを見せるという時でしょうか? ただ、それには、ライブラリフォルダがないといけないわけで、ライブラリフォルダをデータストレージのボリュームに作っている場合は、ライブラリをコピーしないと使えないわけですが・・・。 (ライブラリをどこに作るか、の話は、別のところで書きます。) さて、本題に戻りますが、LightroomかBridge、どっちを使うかというと、現像処理し、納品したらそのデータを開くことはほとんどない仕事の場合、私はBridgeの方が適しているように思います。 それに対し、Lightroomの方は、データベースとして長く画像ファイルを管理していきたい場合に適しています。 プライベートの写真の管理には、Lightroomの方が使いやすいです。 この点が、LightroomとBridgeの大きな違いだと思います。 ということで、「すべてのフォトグラファーのために」という触れ込みでリリースされたLightroomですが、「フォトグラファーのすべての作業に適している」わけではないと思います。 よって、データベースとしての管理が不要なカメラマンには、あまり向かないかも知れませんね。 Lightroom使い始めて、従来Bridge&Camera Rawでやっていた作業を、テスト的にLightroomに切り替えて使ってみていますが、納品が終わったデータのデータベースファイルまで蓄積していっても、再利用することはほとんどないので、ライブラリから削除しようかと思います。 そうすればライブラリの肥大化を防ぐことが出来ます。 でも、ふと考えると、そこまでして、Lightroom使う意味もあまりないかな?と・・・・。 読み込みと削除という手間かけるなら、Bridge使った方が良いわけですから。 ということで、私の場合、Lightroomも使い続けるとは思いますが、もっぱらプライベート用になりそうな気がします。 納品したらおしまいの仕事処理には、従来通りBridge&Camera Raw、という使い分けになっていくでしょうね。 はやく、CS3がリリースされて欲しいです。 #
by yukinyaa03
| 2007-04-14 08:25
| Lightroom
2007年 04月 09日
Lightroomの関係ファイルが格納されている場所の情報が、Adobeサポートデータベースに出ていました。 環境設定ファイルとその他のファイルの保存場所(Photoshop Lightroom 1.0) Mac版の解説のところに、「Windows版...」と誤記がありますね・・・・(^_^;) ピクチャフォルダ(Mac)の中に出来る、Lightroomフォルダ(ライブラリフォルダ)の中の見慣れないファイルについての解説もあります。 その部分だけ、転載させていただきます。 − Lightroom Datbase.lrdb(データベースファイル) − Lightroom Database.lrdb.lock(ファイルが上書きされないようにロックするファイル) − Lightroom Previews.lrdata(画像に割り当てられたプレビューデータ) (上記、一番上のファイル名が、 Datbaseとなっていますが、 Databaseの誤植ですね。コピペしたので、私の間違いではないです。笑) Lightroom Database.lrdbは、ライブラリを新規作成したときは、100KB未満の容量だと思います。 (先日別のマシンで見たときは、20KBでしたが、今日試したら72KBでした。何故だ?環境設定やプリセットが違うからでしょうか?) そして、ファイル数が多くなるにつれ、上書きされて容量が増えていきます。 このファイルの中には、読み込んだ画像のメタデータ、現像設定、キーワードなどの追加したメタデータ、コレクションの設定、など(ほかにもまだあると思いますが、全部は分からないので)が蓄積されていきます。 そのため、データベースを構築していく上で重要なファイルなので、このファイルをバックアップするするように、環境設定に設定されています。 メタデータに関しては、XMPファイルを作成して、そちらに書き込むことも出来ます。 Lightroom Database.lrdbのバックアップと、XMPファイルについては、別の機会に書きます。 余談ですが、Lightroom Database.lrdbをダブルクリックすると、Lightroomが立ち上がるようです。 Lightroom Previews.lrdataは、パッケージファイルで、中にはプレビューキャッシュが入っています。 ですが、パッケージを開いてみても、暗号のようなファイル名が並んでいるだけで、どのファイルがどの画像のプレビューなのかは分かりません。 ![]() Lightroom Previews.lrdata内のプレビューキャッシュとは、Lightroomに表示するためのJPEGファイルのようなものだそうです。 そのため、Lightroomを使うに従って、Lightroom Previews.lrdataはどんどん容量が大きくなっていきます。 その容量の増え方は、環境設定の標準プレビューの大きさの設定に依存するようです。 ![]() 標準プレビューサイズは、4種類選べるようになっていますが、使っているモニタ解像度に合うものを選べば良いようです。 プレビュー画質は、「高、中、低」とありますが、今のところ、この設定によって、表示されるプレビューに、画質の差が出るようには感じられません。 キャッシュサイズには影響するでしょうが、表示するときは再レンダリングされるようなので、モニタの見た目には関係がないような気がするのですが・・・? 後日、プレビュー画質の設定を変更して読み込みし、表示の見た目が違うか、確かめてみたいと思います。 1:1プレビューは、キャッシュの中でも一番重いので、ため込んでいくとディスク容量を圧迫していきます。 そのためデフォルトでは、30日で自動的に破棄されるようになっています。 ですので、1ヶ月後にファイルを拡大表示してみると、1:1プレビューの表示に、また時間がかかるようになるということです。 それが不満な場合は、「常にオフ」も選べますが、その場合は、ライブラリフォルダの置き場所に、十分なディスクスペースを確保しておいたほうが良いと思います。 ライブラリを複数作ったり、別の場所に作る、あるいは移動する話は、別の機会に書きます。 Mac版の場合、ここに記載されてる以外にも、Lightroom関連ファイルがあるようですが・・・・ 私の環境では、 Macintosh HD/ユーザ/<ユーザ名>/ライブラリ/Adobe Lightroom というフォルダがあって、その中にも、Develop Presets、Export Actions、Filter Presets、Metadata Presets、Print Templates、Slideshow Templates、Web Templates、WPG Templatesというフォルダがあります。 Macintosh HD/ユーザ/<ユーザ名>/ライブラリ/Application Support/Adobe/Lightroom の中にあるフォルダと、同じ名称のものが多いですね。 しかし、前述のフォルダ類の中には、大してファイルが入っていません。 なんだか、必要のないフォルダのような気がしますが・・・・。 Betaからそのまま上書きして使っているからでしょうか? #
by yukinyaa03
| 2007-04-09 07:23
| Lightroom
2007年 04月 04日
私は、Lightroomを仕事で使うに当たって、ライブラリを仕事ごとに新規作成することにしました。 そして、そのライブラリフォルダの中に、実データや、展開したデータを収納すれば、DVDにコピーして保存するのに、一元管理できて便利であろうと思いました。 今日、実際に、以下のフォルダをDVDにバックアップしました。 ![]() そして、DVDが焼き上がったので、マウントしてデータベースファイルを読み込めるか試してみました。 しかし、DVDの中の、Lightroom Database.lrdbを選択するところまでは出来るのですが、右下の「選択」ボタンが、アクティブになりません。 そして、 ![]() なるほど・・・・・・ 「変更を保存できないボリューム」、つまり書き込み、書き換えが出来ないメディアには、データベースファイルはバックアップしちゃいけないということですね。 目論見が間違っていました。 実データはDVDなどにアーカイブ出来るでしょうが、データベースファイルは、HDに置いておかなくてはいけないようです。 もしDVDに焼くなら、使うに当たって、HDにコピーする必要があります。 しかし、そこで変更点が生じれば、それはそのままHDに保存しなくてはいけないことになり、DVDにデータベースをバックアップした意味がなくなります。 私は、ライブラリを新規に作れる機能を使って、仕事ごとに分けようと思っていたのですが、ライブラリをDVDに書き出せない(わけではないけど、使えなくなる)なら、あまり意味がないように思えてきました。 分けるにしても、仕事とプライベート、という大きな分け方だけで良いかも知れません。 仕事データの方は、納品用に展開してしまえば、実データすらいらなくなるので、捨てないにしろ、設定はXMPファイルに残しておけば、十分とも思います。 その意味では、データベースを再利用する確率も低いので、いずれはいらないデータベースは消去しても良いのかなと思いました。 #
by yukinyaa03
| 2007-04-04 04:45
| Lightroom
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