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2012年 09月 30日
Lightroom 4 の現像調整
前回の画像を使って、画像コントラストを調整してみます。

元画像。(LUMIX G3 14-42mm@14mm 1/500 f8.0 ISO160)
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b0229648_17224517.jpg露出はオートだったと思いますが、空の部分が多いせいか、少しアンダーに見えます。
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b0229648_17232531.jpgそこで露光量を+0.6上げました。

露光量を上げた分、空の調子が飛んでしまったので、ハイライトを-100にしました。

また自然な彩度を+50にして、空と芝生の色が濃くなるようにしました。
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b0229648_17234955.jpgどの調整スライダを使うかはケースバイケースで、私は画面を見ながらテキトーにやっているのですが、シャドウスライダを上げて暗部補正をすることがよくあります。

+100まで上げることはめったにないですが、+100にしてみました。
(ただしシャドウスライダを上げすぎると、ノイズが浮いてきますので、画像を1:1表示にしてシャドウを確認した方が良いです。)

その分全体に明るくなったので露光量を+0.2に減らし、ハイライトを落としてシャドウを上げたことによって全体コントラストが低下したので、コントラストを+40に上げました。

またLightroomの場合、コントラストを上げると彩度も上がるので、その分自然な彩度を前の調整より下げて+25にしました。
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b0229648_17241572.jpg調整にはトーンカーブを使うこともあります。

トーンカーブのライトをぐぐっと上げて見ました。

相対的にシャドウが暗く見えるので、基本補正のシャドウをまた+100に、全体的に明るくなったので露光量は-0.4、ハイライトを-80にしました。
またトーンカーブのハイライトも下げて、雲の調子が飛びすぎないようにしました。

トーンカーブで明るくしながら、露光量でマイナスにするのは何か無駄な作業のようにも思えますが、ま、テキトーですので。
(^_^;)
ただ、組み合わせによってトーンは微妙に異なってきます。
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b0229648_17493123.jpgこのあたりの調整になると、見直してみて何でこんな設定にしたんだっけ?(^_^;)とイミフな点もあるのですが、白レベル-100、黒レベル+100という組み合わせを試してみたんだと思います。
こんな組み合わせはいつもはしません。w

前回の記事を見ると、白レベル-100も黒レベル+100も全体的なコントラストが低下するので、それをトーンカーブで補っています。

トーンカーブのライトを+45にしたせいで全体が明るくなった分、露光量は-0.5に下げました。

基本補正のハイライトは0のままですね。

私はポジフィルムではフジを使っていたのですが、空が実際よりも青く鮮やかになるのが気に入っていました。
空を青くしたいと思って自然な彩度をぐっと上げて見ました。
その分桜の色も鮮やかになりました。

ですが、下の芝生の色も彩度が上がりすぎてしまったので、芝生の部分には段階フィルターをかけて、彩度を-28に落としてあります。

このあたりになってくると、行き当たりばったりの気分的な処理です。w
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b0229648_18212886.jpgこのあたりになると、もう、ネタとしてやってみました、というところなのですが・・・(^_^;)

ハイライト-100、シャドウ+100、白レベル-100、黒レベル+100という、白飛びも黒つぶれもしない設定ですが、コントラストは非常に低下します。

なので、コントラストを+80にしてみました。
これでもまだ中間調がちょっと眠い感じですね。

これを見て分かる通り、彩度スライダは何も上げていませんが、全体的に彩度が上がっています。
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b0229648_18412423.jpgさて、ちょっとマジメに処理したものを・・・(^_^;)

シャドウスライダとトーンカーブで全体調整しています。

そのほかに、補正ブラシを使って部分調整をしています。
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まず空の部分。
露光量を下げて全体的に明るさを下げたのですが、雲の白さがくすんでしまうのでハイライトやコントラストを上げてメリハリが出るようにしています。
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次に桜の部分。
ここは色かぶり補正をマゼンタにシフトさせて、桜をピンクにしています。
彩度スライダで彩度を上げるのでも良いかも知れません。
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基本補正で自然な彩度を+30にしているので、芝生の緑も濃くなっているのですが、手前のこどもの黄色いシャツが飽和気味になるのが気になったので、彩度を少し落としてみました。
全体調整で追い込みきれない部分は、補正ブラシをよく使います。

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b0229648_18592835.jpgさて、「おらひトーン」と言えば「なんでも100」なのですが、Lightroom4になって処理バージョンが2012に変わってから、スライダをマックスに上げてもLightroom3の時ほどデーハーにならなくなりました。

なんでも100は、一見階調破綻を起こしている(いや実際起こしている部分もありますが。(^_^;))ようでありながら、単なるベタつぶれのトーンにはならないように調整しています。
なので、すべてのスライダーが100になっているわけではありません。

この画像では自然な彩度は100ですが、飽和しすぎるのを抑えるために彩度は-55に下げてみました。

トーンカーブの形はテキトーいーかげんなのですが、行き過ぎを相殺するために露光量やコントラストを調整しています。

また通常「なんでも100」では明瞭度を+100に上げますが、今回は逆に-50にしてややソフトにしてみました。

ま、そのあたりは行き当たりばったりな、気分的な処理です。w


でわ、最後に・・・
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b0229648_1919817.jpg処理バージョンを2010にして、「なんでも100」を実行しました。w

処理バージョン2010では、白飛び軽減や補助光効果を上げすぎると、エッジの部分がおかしくなってきます。

また明瞭度の効き方も、2012と2010では変わっています。
明瞭度に関しては、2012のほうが強く効くようになり、またシャドウも持ち上がるようです。



ということで、基本補正のスライダ調整とトーンカーブ調整による全体的な調整、補正ブラシや段階フィルターによる部分調整によって、かなりいろいろなトーンに作り込んでいけるわけですが、使いこなせるようになるには、各調整項目がどう作用するのかを知っておく必要があります。

それらの動きが分かるようになると、イメージを直感的に追い込んでいけるようになると思います。
Lightroomは直感的に操作しやすいソフトなので、使い始めるとやはりこれでなきゃという気持ちになりますよね。w
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by yukinyaa03 | 2012-09-30 19:46 | Lightroom
2012年 09月 29日
Lightroom 4 の基本補正
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Lightroom 4 になって、基本補正の項目が変わりました。
Lightroom 3 までは「白飛び軽減」「補助光効果」「黒レベル」だったのが、Lightroom 4 では「ハイライト」「シャドウ」「白レベル」「黒レベル」になり、3にあった「明るさ」が4ではなくなりました。

3にあった「明るさ」スライダは、トーンカーブの真ん中を持ち上げるような、中間調を中心に明るさを変化させるのに便利でしたが、4では全体の明るさは「露光量」で、シャドウやハイライトの明るさは新設された4つのスライダで調整するようになりましたが、いまひとつ画面のどの明るさがどうなるのか、分かりにくいところもあります。

そこで、各スライダを最大に動かした場合、コントラストがどう変化するかをグレースケールを使って試してみることにしました。

最初PhotoshopでL値を変えてグレースケールを作りました。
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貼り付けてあるのはPhotoshopのヒストグラムです。

これを一度プリントし、複写してLightroomに読み込みました。
b0229648_7314054.jpg
プリントを複写しているので、元データとはコントラストが変わりましたが、Lightroomの初期設定のままです。
ただ、デジカメで撮影しているので完全なRGB等値にはならないので、ヒストグラムが見やすいように、彩度を-100にしてあります。

以下、ヒストグラムの変化に注目すると面白いです。

では、ハイライト+100から。
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ハイライト-100。
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シャドウ+100。
b0229648_7384896.jpg

シャドウ-100。
b0229648_7391925.jpg

白レベル+100。
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白レベル-100。
b0229648_7412469.jpg

黒レベル+100。
b0229648_7413283.jpg

黒レベル-100。
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さて、グレースケールだけじゃ分かりにくいですよね。(^_^;)
実際の風景画像で変化を見てみます。

初期設定。
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ハイライト+100。
b0229648_1341994.jpg

ハイライト-100。
b0229648_1343517.jpg

シャドウ+100。
b0229648_1351374.jpg

シャドウ-100。
b0229648_1375184.jpg

白レベル+100。
b0229648_1384079.jpg

白レベル-100。
b0229648_1384333.jpg

黒レベル+100。
b0229648_1394674.jpg

黒レベル-100。
b0229648_13124698.jpg


ううう・・・
縮小画像だと、イマイチ違いが分かりにくいですね・・・・(^_^;)

では、露光量とコントラストも。

露光量+2.5。
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露光量+5。
b0229648_7453669.jpg

露光量-2.5。
b0229648_751332.jpg

露光量-5。
b0229648_752155.jpg

コントラスト+100。
b0229648_7525621.jpg

コントラスト-100。
b0229648_7532764.jpg


露光量+2.5。
b0229648_13175114.jpg

露光量+5。
b0229648_1318746.jpg

露光量-2.5。
b0229648_13182858.jpg

露光量-5。
b0229648_13185265.jpg

コントラスト+100。
b0229648_13194254.jpg

コントラスト-100。
b0229648_13201378.jpg


今度はさっきより違いがはっきりしますね。

ではついでに、明瞭度を。

明瞭度+100。
b0229648_831337.jpg

明瞭度-100。
b0229648_842638.jpg

明瞭度はグレースケールの櫛の歯を埋めているのが分かります。
これはシャープとは違うのですが、数値を上げるとメリハリがつき、下げるとソフトな感じになります。

明瞭度+100。
b0229648_13204191.jpg

明瞭度-100。
b0229648_1321480.jpg


最後に彩度調整による変化も載せておきます。
こちらは、グレースケールに対する変化はないので、省略します。

自然な彩度+100。
b0229648_13213865.jpg

自然な彩度-100。
b0229648_13215557.jpg

彩度+100。
b0229648_13252672.jpg

彩度-100。
b0229648_13225284.jpg

自然な彩度と彩度の違いは、自然な彩度の方は、青系、緑系を中心に彩度が上がり、赤系はそれに比べると上がり方が押さえられている点です。
なので私は、自然な彩度の「自然」の意味を、「ナチュラル」ではなく、「ネイチャー」ととらえています。
つまり空を青くし、緑を濃くするという、自然風景に適した彩度だと。w
日本語訳をした方はそういう意図ではなかったと思いますが、そう考えると理解しやすいです。

自然な彩度の方は、-100にしても完全なモノクロになりませんが、彩度の方はRGB等値のモノクロになります。
Lightroomで白黒にする場合は、白黒ミックスを使って元画像の色別に明度調整をした方が良いのですが、彩度-100でも取りあえずのモノクロにはなります。
モノクロに関しては、またいずれ記事にしたいと思います。
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by yukinyaa03 | 2012-09-29 13:28 | Lightroom