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2008年 02月 21日
Lightroom TIPS 09 ほかのファイルを見ながら補正する
Lightroomでは、ライブラリモジュールの右パネルにある「クイック現像」で、現像現像モジュールの「基本補正」と同じ調整が出来ます。

f0075955_12534023.jpg現像モジュールと異なるのは、スライダではなく、ボタンをクリックして調整する点です。

クリックして増減する設定値の量は、調整項目によって異なりますが、スライダのように「1」単位ごとの調整は出来ないものもあります。
調整幅が大きすぎて、その間の値が欲しいという場合は、現像モジュールに移動しないといけません。

一回クリックするごとに設定値が増減しますが、三角が二重になっているボタンは「早送り」と同じ意味で、調整値がより大きく動きます。

クイック現像では、現像モジュールと違って、どれくらいの量調整したかの数値が分からない、また微調整が出来ません。
「クイック」ということでボタン調整にしたのでしょうが、現像モジュールと同じスライダのほうが使いやすいと思います。

設定全部を初期化したいときは、「すべてを初期化」ボタンを使いますが、個々の設定を初期化したい場合は、項目の文字をクリックすると初期化されます。


クイック現像は、微調整出来ない点がちょっとイマイチな気がしますが、ルーペ表示(1枚表示)にして現像モジュール風にも使えます。
その設定値をほかの画像にも同期させたいときは、フィルムストリップかグリッド表示で同期させたい画像を選び、右下の「設定を同期」ボタンでダイアログを出して同期させることが出来ます。

最初からグリッド表示にして調整すると、複数選択している画像に対して調整が自動的に同期されていきますので、ダイアログを出す手間が省けて便利です。
(ただしその際は、ダイアログのチェック項目を事前に確認しておく必要があります。)
f0075955_14103712.jpg一番下の2項目「明瞭度」「自然な彩度」は、オプションキーを押している間だけ、「シャープ」「彩度」に変わります。



さて、ここからが本題です。(^_^;)

ライブラリモジュールは、グリッド(G)、ルーペ(E)、比較(C)、選別(N)という4つの表示の仕方がありますが、クイック現像はどの表示状態の時でも使えます。

なので、比較表示で画像を2枚表示し、片方の色調に、もう一方を合わせるときに使うと便利なのではないかと思いました。

露出やホワイトバランスをオートで撮っていると、隣り合うコマでも微妙に明るさや色が違っていることがあります。
その場合、撮影時の露出が異なっているので、設定を同期させることが出来ません。

そこで1枚ずつ調整するわけですが、現像モジュールでは、1枚の画像について補正の前後比較を二画面表示出来ますが、合わせ込みたいほかの画像を同時に表示することが出来ません。

私、現像モジュールでほかのファイルと比較できたら便利だと、Lightroomエンジニアに伝えたことがあるのですが、その時彼は「よいアイデアだ。」と言ってました。
でも、ライブラリモジュールで比較表示にし、クイック現像を使えば、ある程度追い込めることに気がつきました。
f0075955_14314548.jpg
(クリックで横幅1280ピクセルに拡大)

この2枚の画像は、連続して撮ったものです。
ですが、絞り優先のオートで撮ったため、シャッタースピードが異なっています。
左が1/320秒、右が1/200秒で切れていました。
背景の明るさが違うのが分かると思います。

クイック現像の「露光量」は、ワンクリックが1/3段相当の調整になるようです。
そこで、露光量をツークリック下げてみました。
f0075955_14445661.jpg
背景の明るさが、だいたい同じになりました。
(被写体の明るさが違うのは、手持ちレフの当たり方がまちまちだったせいです。見逃して下さい。(^_^;))


取りあえずこんな作例画像しか、これを書いてるパソコンの中になかったので、な〜んだ大したことない、と思われるかも知れませんが、オートで撮ってる方は便利だとお感じになるのではないでしょうか?

また、違う機種を同時に使って色が合わない場合も、色の合わせ込みに「比較」表示とクイック現像が使えるのではないかと思います。
(ただ、メーカーまで違うとHSLとか色調補正パネル使わないと難しいと思いますが。)

微調整は現像モジュールに移動しないと出来ませんが、違うファイルと色を合わせ込むときにも、「比較」(Cキーで移動)表示は便利だろうと思います。
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by yukinyaa03 | 2008-02-21 13:11 | Lightroom