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2007年 02月 26日
Lightroom TIPS 01 Vibrance(自然な彩度)とSaturation(彩度)の違い
Adobe Photoshop Lightroom 1.0に関する記事を上げていきます。


Beta4までの記事と区別するために、Lightroom TIPS 0001としました。
ただし、カテゴリーは、従来通りLightroomのカテゴリーに入れておきます。

思いつくままにアップしますので、使い方マニュアルにはならないと思います。
使用感や検証記事としてお読みください。


●Vibrance(自然な彩度)とSaturation(彩度)の違い


現像モジュールの基本設定の中に、二つの彩度をコントロールするスライダがあります。
ひとつは、Vibrance(自然な彩度)、もうひとつはSaturation(彩度)です。

Saturation(彩度)のほうは、Camera Raw 3.xまで搭載されている、彩度スライダと同じもので、Photoshopで言えば、色相彩度ダイアログで、マスターのスライダを動かすのと同じ調整になります。
つまり、すべてのカラーの彩度が並行して上がっていきます。

それに対して、Vibrance(自然な彩度)は、LightroomBeta4から搭載された彩度調整機能です。
PhotoshopCS3のCamera Raw 4にも搭載されます。
Saturationと違う点は、人肌に近い色に対しては、ほかのカラーに比べて彩度の上がり具合を抑えた調整になるという点です。
また、Saturationに比べると、弱めの調整になっているようです。

Vibranceは「自然な彩度」という日本語訳になるようですが、確かにこちらのスライダの方が、彩度調整が自然な感じになります。
肌色系(と言っても、人種によって違うと思うけど)の彩度の上がり方を抑えてるので、赤系の色も、上がり方が控えめです。
それに対して、緑や青は、かなり上がります。

f0075955_200238.jpg
おねーちゃん画像じゃなくて、誠にすみませんです。m(__;)m
(クリックで幅1200pxになります。え?したくないって?そんな・・・・)
(ちなみに、この画像、グレーバランス取れていません。ていうより、チャートでバランス撮るとアンバーに寄りすぎるのでやめました。)

画像の並び順と異なりますが、最初Saturation(彩度)のスライダを50まで上げて書き出しました。(右の画像)

そしてLightroomの左右比較(Before/After)画面に切り替えて、Afterのほうを再びSaturation=0に戻し、Before(Saturation=50)の画面を見ながら、Vibrance(自然な彩度)のスライダを上げて、背景のグリーンの印象が同じくらいになるように調整しました。
(チャートのRGB値を見ながら調整したのではありません。)
Vibrance(自然な彩度)の数値が72という中途半端なのは、そのためです。

Vibrance(自然な彩度)を上げた方は、背景のグリーンは同じくらいの印象なのに対し、肌の彩度が抑えられているのが分かると思います。
逆に、青は、いっそう強調されています。
つまり、青空の風景などに使うと、よりいっそう青空が強調されます。


私は読んでいないので伝聞ですが、Vibranceのことを「肌の調子をきれいにする彩度調整」と解説してあるところがあるそうですが、それはちょっとニュアンスが違うと思います。
全体的な彩度調整の中で、肌色が派手になりすぎないような、抑えた調整が出来ると言うことだと思います。

Vibrance に関して、Helpに書かれていることを引用します。

Vibrance  Adjusts the saturation so that clipping is minimized as colors approach full saturation. Vibrance also prevents skintones from becoming over saturated.
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by yukinyaa03 | 2007-02-26 20:31 | Lightroom