<   2006年 05月 ( 4 )   > この月の画像一覧

2006年 05月 15日
Lightroom 005(@Beta)
先週、電塾BBSにリンクを置かせて頂いて以来、訪問者の数がそれ以前に比べ、激増致しました。
その後も、毎日数十人の方々が、お越し下さいますようで、あらためてお礼申し上げます。

更新に手間がかかるので、ついさぼりがちですが、息切れしないペースで続けていくつもりですので、よろしくお願い致します。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 


今日は、Libraryモジュールのカスタマイズなどについて書きます。

大抵の閲覧ソフトは、表示の仕方をカスタマイズできますが、Lightroomも、サムネールやパネルの大きさ、パネルの表示非表示が切り替えられます。

以下の画像は、1600X1200の画面をキャプチャしたものを、長辺700ピクセルにリサイズしたものなので、文字などが読めなくなってしまっていますが、お許し下さい。
これらカスタマイズは、モニタの表示解像度、画面上でのウインドウサイズによっても印象が変わりますので、参考程度にご覧下さい。


まず、上下左右すべてのパネルが表示されている状態です。
左右のパネル幅、サムネールサイズ、フィルムストリップサイズを最小にしてみました。
f0075955_23585652.jpg

(メニューバーが、Finderのままでしたね。(^_^;)すみません。)
次に、中くらいにしてみました。
f0075955_23595829.jpg

そして、最大にしてみました。
f0075955_022177.jpg

その状態から、すべてのパネルを非表示にしました。
f0075955_034994.jpg

そして、サムネールを中くらいに。
f0075955_0529.jpg

サムネールを最小に。
f0075955_054839.jpg

その状態から、Eキーを押します。
ライブラリでの、Viewの切り替えは、左パネルの下に切り替えボタンがありますが、今は非表示にしてしまったので、Viewメニューか、ショートカットで行うことになります。
Eキーは、Loupe Viewへの切り替えですが、ショートカットがLじゃないのは、ほかでLが使われているためだと思います。
Eは、Enlargeだと解釈すると、覚えやすいです。
Eキーを押すと、選択したファイルが、ウインドウフィットで拡大されます。
f0075955_018302.jpg

この状態から、再び一覧に戻りたい時は、Gキーを押します。
Gは、Grid Viewの頭文字なので、これは覚えやすいです。
Developモジュールから、LibraryモジュールのGrid Viewに戻りたいと思うことはよくあります。
その時は、Gキーを押すと便利です。
逆に、Grid Viewから、Developモジュールに飛ぶ時は、Dキーを押します。
これらのショートカットは、Lightroom使いこなしのキモになると思うので、覚えた方が良いでしょう。

また、Loupe Viewになると、画像が1枚しか表示されていないので、パネル類が出ていないとLibraryモジュールであることを忘れてしまいそうですが、この状態でも、左右の矢印キーでコマ送りしていけます。
従って、ウインドウフィットの表示で見ていきながら、レーティングや、Quick Collectionに登録して、セレクトすることが出来ます。

矢印キーで、前後にコマ送り出来るのは、Developモジュールの時も同じです。
また、Libraryモジュールで、Grid Viewになっている時は、上下の矢印キーも有効になります。


さて、Roupe viewになったところで、画像にポインタを置くと、ズームポインタに変わり、任意の場所でクリックすると、そこを中心に1:1(ピクセル等倍)表示になります。
f0075955_0275454.jpg

これ以前のサムネールや、Roupe Viewは、すべてウインドウフィットで表示されています。
つまり、25%とか、50%とか、ジャギーやモアレの出にくい拡大率にはなっていません。
従って、厳密にピントを確認したいと思ったら、1:1表示にするのが望ましいかと思いますが、サムネールデータが完成していないと、切り替えるたびにLoadingの文字が出て待たされます。
待たされる時間は、ファイルサイズやマシンスペックによって変わってきます。

1:1表示の時に、画像がウインドウサイズより大きい場合は、ポインタが手のひらポインタに変わり、画像をドラッグすることが出来ます。
f0075955_0414515.jpg

1:1表示から、Roupe Viewに戻るには、再び画像をクリックするか、スペースバーを押します。


今までの操作は、メニューバーからも行えます。

f0075955_054585.jpg

また、パネルの表示非表示も、画面縁の三角をクリックする以外に、ショートカットでも出来るようになっています。
(下の画面の右側。)
ただし、ファンクションキーが割り当てられているので、PowerBookで使う時は、fnキーと一緒に押す必要があります。

f0075955_162859.jpg

また、tabキーおよび、shift+tabキーでも、パネルの表示切り替えが出来ます。
各モジュールの切り替えも、コマンド+1〜4が割り当てられています。

その他、ショートカットは、HelpメニューのLibrary Helpをクリックすると、下のメニューが出ますので、参照して下さい。
f0075955_191351.jpg

[PR]

by yukinyaa03 | 2006-05-15 01:12 | Lightroom
2006年 05月 08日
Lightroom 004(@Beta)
前回の続きで、Lightroomから、Photoshopに転送する時の話を書きます。

今回は、JPEGファイルを選択してみます。
f0075955_16394461.jpg

すると、このダイアログが開きます。
f0075955_16401142.jpg

上から順に、

● オリジナルを編集
(Lightroomでの補正は付加されず、オリジナルファイルが、Photoshopで開きます。Photoshopで編集して、「保存」を選んでしまうと、オリジナルに変更が保存されてしまいます。)

● コピーを編集
(Lightroomがコピーを作成し、Photoshopに転送します。ただし、Lightroomでの補正は、付加されません。Photoshopで編集後、「保存」しても、コピーファイルのほうが変更されるだけで、オリジナルは変更されません。)

● Lightroomの補正値を付加したコピーを編集
(Lightroomでの補正値を付加し、コピーを作成して、Photoshopに転送します。Photoshopで編集した内容は、そのコピーファイルに保存されます。オリジナルファイルが、レイヤーやアルファチャンネルを含んでいる場合、コピーファイルは、それらが統合されたものが作られて、Photoshopで開きます。)

デフォルトでは、2番目のラジオボタンEdit a Copyが、オンになっています。
この状態で実行すると、Lightroom上でオリジナルのコピーが作られ、Photoshopで開きます。
Photoshopに転送されたファイルには、Lightroomの補正値が付加されていません。
ライブラリにも、オリジナルの隣に -Edit の文字が付加されたファイルが出来ますが、Lightroomの補正値が反映されていないのが分かります。
f0075955_172642.jpg

上の赤線で囲んだファイルが、編集用のコピーファイルです。
その左のファイルは、Lightroomで補正したメタデータが付加されて表示されていますが、Photoshop上では、赤線で囲んだほうの色調で開きます。
この時開くファイルは、オリジナルのコピーなので、ファイル形式やカラースペースは変更されません。


次に、一番下のラジオボタンEdit a Copy with Lightroom Adjustmentsを選択して、実行してみます。

すると、Lightroomの補正値を付加したコピーが作られ、Photoshopに転送されます。
f0075955_17441556.jpg

ライブラリにも、メタデータが付加されたコピーが表示されます。

が、
Photoshopで開く前に、このダイアログが出ます。
f0075955_17465418.jpg

でましたね〜、\(^o^)/
メタデータが付加されたコピーファイルには、ProPhotoRGBがエンベッドされています。

このままOKして開けばいいのですが、あとで作業用カラースペースに変換するなら、開く時に変換しても良いと思います。
ですが、Lightroomは、編集時にはなるべく広いカラースペースを使おうというコンセプトだと思うので、せっかくだからこのままProPhotoRGBにしておいても良いと思います。
もちろん、汎用ファイルとして流通させる時は、sRGBかAdobeRGBに変換した方が無難でしょうが。

さて、拡張子も.TIFFになっているのにお気づきですか?
しかもPhotoshopで開いたウインドウを見れば分かりますが、16bitに変換されています!
f0075955_17573120.jpg


ライブラリで、コントロール+クリックか、右クリックで、コンテクストメニューが表示出来ます。
(ライブラリ以外の場所でも、その時々に合った、コンテクストメニューが出ます。)
f0075955_1811397.jpg

その中に、Show in Finder という項目があるのでクリックすると、ファイルの格納場所が、ファインダーウインドウで開きます。

余談ですが、Lightroomでサブフォルダも含めた、階層ぶち抜きでライブラリ表示していると、ファイルは作成日順にソートされるので、必ずしも隣り合ったファイルが同じフォルダにあるとは限りません。
そんな時、オリジナルの場所を探すのに、ファインダーで表示させるのは便利です。

で、表示させてみると、
f0075955_18192744.jpg


案の定、7.1MBもあります!

ちなみに、もとのオリジナルJPEGは、208KBでした。

この7.1MBのファイルは、すでにHDに保存されています。
つまり、JPEGしか保存してないはずだと思っていても、Lightroomで補正値を付加したコピーを作るたびに、どんどん空き容量が消費されていきます。

まあ、LightroomからPhotoshopに転送して作業する頻度は、そんなに高くはないとは思いますが、この3つの転送方法によって、結構いろいろ違ってくるので、それを頭に入れて適切に選択する必要があると思います。



さて、Lightroomでコピーされ、Photoshopで開いたファイルを編集してみます。
背景をコピーしたレイヤーを複製し、描画モードをスクリーンに変えてみました。
f0075955_18424561.jpg

そしてこれを、保存しました。

すると、Lightroomのライブラリがこうなりました。
f0075955_18455715.jpg

変更が反映されてますね。
レイヤー付のまま保存しても問題ないです。

今までインポートしたファイルに、レイヤー付のものがなかったので気がつきませんでしたが、Lightroomはレイヤー付でも表示できるようです。

もし、Lightroomでオリジナルにレイヤーがあるファイルを選んで、Photoshopに転送して編集する時は、Edit photo ダイアログの、1番目か、2番目のラジオボタンを選んだ方がいいかも知れません。
1番、2番は、レイヤー付のまま、ファイルが開きます。
ただし、Lightroomの補正は付加されません。

オリジナルがレイヤー付でも、Lightroomの補正値を付加してPhotoshopで開きたい場合は、3番目を選びますが、その際には、レイヤーやアルファチャンネルは統合されて開くことになります。


Lightroomでコピーされ、Photoshopに転送、そして編集、保存すると、ライブラリで変更が反映されますが、BridgeからPhotoshopで開き、編集して保存したデータに関しても、Lightroomのライブラリでのサムネール表示が更新されるようです。

Photoshopで別名保存されたファイルが、自動的にLightroomにインポートされるということはないのですが(それだともっと便利だと思いますが)、インポートされたファイルに関しては、Lightroomは常に変更をチェックしているようです。

ただ、そのチェック作業が、マシンの負担になることもあるようですが・・・・。
[PR]

by yukinyaa03 | 2006-05-08 17:20 | Lightroom
2006年 05月 06日
Lightroom 003(@Beta)
久しぶりにLightroomネタです。

話の順番としては、まだ先に書くべき事はいろいろあるのですが、LightroomからPhotoshopに転送する時のことが気になっているので、先に書きます。
それに伴い、意外なことも分かりました。


メニューバーのPhotoメニューの中に、Edit in Adobe Photoshop CS2.app(PhotoshopCS2で編集) というのがあります。
f0075955_19293049.jpg

私は、Lightroomをインストールする以前から、PhotoshopCS2をインストールしてあったので、表示されているのかと思いますが、おそらくこれは、Lightroomのデフォルトのメニューだと思います。
コマンド+Eのショートカットも設定されています。

CS2がインストールされていない場合は、機能しないか、グレーアウトしているのではないかと思いますが、分かりません。

その下に、DPPでも編集できる項目がありますが、これは私が設定したものです。
この設定は、環境設定(preferences)で行うのですが、4月11日の画面を参照して下さい。
Additional External Editor という項目が中ほどにあって、インストール時には空欄になっていますが、自分でアプリケーションを指定できます。
現在CS2をお持ちでない方は、ご自分のPhotoshopのバージョンを登録すると良いと思います。

ここに登録するアプリケーションですが、実は、DPPは適切ではなかったりします。(笑)
DPP以外は試してはいませんが、おそらく他のAdobeのアプリケーション(例えばIllustratorとか)じゃないとワークしないのではないでしょうか。
これについては、あとで書きます。

このPhotoメニューは、Libraryモジュールでも、Developモジュールでも表示されますので、グリッド表示の中から転送したいものをセレクトして実行も出来ますし、Developモジュールで、ある程度色調を整えてからでも転送できます。


Edit in Adobe Photoshop CS2.appを選択すると、次のダイアログが出ます。
f0075955_19522322.jpg

3種類のラジオボタンが選択できるようになっていますが、このダイアログで上二つがグレーアウトしているのは、選択したファイルがRAWデータのためです。

RAWデータの場合は、Edit a Copy with Lightroom Adjustments(Lightroomで調整した内容を付加したコピーを作ってから、Photoshop上に転送)しか選べません。
つまり、RAWデータは、現像後にPhotoshopに表示される、ということです。
この点は、Photoshopでも、Camera Rawで展開しなければ開けないので同じ事です。

ですが、Lightroomの場合は、転送前にコピーが作成され、16bitのTIFFで保存されます。
保存先は、オリジナルが格納されているフォルダ内です。
従って、コピーが出来ると、Libraryのオリジナルの隣に表示されます。
f0075955_2012393.jpg


順番から言うと、Lightroomにコピーファイルが表示されるより先に、Photoshopが立ち上がって、下のダイアログが表示されます。
f0075955_20514253.jpg


埋め込みプロファイルが、、、、、
プ、ProPhoto RGB ィイイイ???

て、思いました。初めて見た時は。(笑)

そんな設定、いつしたんだろ・・・?????
と思いましたが、どうやらこれは、現在のBeta2ではデフォルトのようです。

Export(書き出し)の設定の中でも、カラースペースは選べます(sRGB,AdobeRGB,ProPhotoRGB)が、そこで選択されたものが、エンベッドされるわけではないようです。
Exportの設定の方では、書き出しファイルにsRGBをあてがうように指定してあっても、「Photoshopで編集」の場合は、作成されるコピーファイルには、ProPhotoRGBが指定されるようです。
あとで書きますが、LightroomからJPEGを転送した場合でも、プロファイルはProphotoRGBになる場合があります。


ProPhotoRGBは、あまり馴染みがないと思うので、ガマットを表示してみました。
f0075955_21145652.jpg

AdobeRGBの倍くらいの色域が定義されてますね。
カラースペースというと、sRGBかAdobeRGBしかないように思いますが、それ以外にもたくさんあります。

現在ほとんどのデジカメではsRGBの色域がスタンダードとして使われていると思いますが、一眼デジカメではAdobeRGBで記録できるものもありますし、RAWで撮れば、もっと広いカラースペースに展開する事も出来ます。
Camera Rawで現像する場合も、ProPhotoRGBに展開できますし、DPPでもWide Gamut RGBで作業する事も出来ます。

ただ、これら広い色域のカラースペースも設定されているという事が、現実問題として、どれくらいメリットがあるのか、よく分かりません。
確かに、高彩度でAdobeRGBでも飽和してしまうような色は、ProPhotoRGBで展開した方が良さそうな気がしますが、モニタではもちろん、インクジェットで写真用紙を使ってプリントしても、結局はその部分は飽和してしまうと思います。
ベルビアなどの高彩度のフィルムで、ぎりぎりディティールが分離しているような赤を、ダイレクトプリントしてみると、単なる赤ベタになってしまうのと同じようなものだと思いますが。

しかし、「編集用素材」としては、オリジナルの色域を最大限に生かせるというのはメリットではあると思います。
ただ、出力にあたっては、飽和する部分を、いかにイメージを保ちつつデティールを出すかという、スキルが必要な調整をしないといけないと思いますが。

* * * * * * * * * * * * * * *

ここまで書いてきて、はたと、気づきました。

そういえば、Lightroomには、カラー設定がありません。
つまり、作業用のカラースペースの設定がないのです。
でも、何らかのカラースペースが規定されていないと、ヒストグラムの形が違ってきますし、どのレベルで色が飽和するかが変わってきます。
もしかして、ProPhotoRGBがデフォルトのカラースペースなのでしょうか?
そして、書き出し時に、指定したカラースペース、sRGBやAdobeRGBに変換されるのではないでしょうか?

Camera Rawの場合は、ワークフローオプションのところで、カラースペースを選択します。
そのカラースペースに基づいてヒストグラムは表示され、ハイライト、シャドウの警告表示も変化します。

下の画像は、Camera Rawのウインドウです。
赤ベタになってる部分は、ハイライトが飽和していることを示しています。
f0075955_7443717.jpg

(注:ここでCamera Raw初期設定の、彩度が+10になっているのは、私がカスタマイズした初期設定であるためです。通常は0になっています。AdobeRGBでハイライト側の飽和が多いのはそのせいもありますが、0に戻しても、飽和はなくなりませんでした。)

AdobeRGBとProPhotoRGBでは、飽和する部分や、ヒストグラムの形がだいぶ違いますね。

やっかいなのは、この飽和する部分、すでにモニタの色域外になっているため、ハイライト表示をオフにしてみると、モニタを見ただけでは、どちらがより多く飽和しているかが分かりません。
モニタでは、色の変化が分からないのです。
ヒストグラムや数値を見て、予想するしかありません。


下の画面を見て下さい。
f0075955_8233530.jpg

LightroomのDevelop画面です。
案の定ですね。
Camera RawでProPhotoRGBを選んだ時と同じになってます。
これで、Lightroomのカラースペースは、ProPhotoRGBであることが分かります。


上の写真を、Camera RawでAdobeRGBで現像したのと、ProPhotoRGBで現像したファイルを、ガマット上にプロットしてみました。
赤点がAdobeRGB、白点がProPhotoRGBです。
f0075955_8445033.jpg

右の図は、L=50の部分を表示していますが、やはりAdobeRGBでも飽和する部分が、ProPhotoRGBでは、余裕を持って展開されています。

でも、モニタではその違いは感じられないので、プリントなら出るのかと思い、EPSON PX-5500の写真用紙用プロファイルを重ねてみました。
黄線が、PX-5500 Photo Paper(G)です。
f0075955_911225.jpg

色域がカバーできていない部分も多いものの、L=50、L=60あたりでは、AdobeRGB以上の色域があるので、ProPhotoRGBで展開した方が、有利なようです。

試しに、私が使っているモニタプロファイルも重ねてみました。
水色線が、ナナオL997のプロファイルです。
プロファイルは、MonacoOPTIX XRを用いて作った、カスタムプロファイルです。
f0075955_9221134.jpg

やはり、ProPhotoRGBの色域なんて、じぇんじぇんカバー出来ていましぇん。(笑)
AdobeRGBもです。
でも、モニタで違いが分からなくても、プリントならもう少し違いが出そうです。
たぶん、すごく微妙な、ヲタクっぽいこだわりの世界でしょうが・・・・。(^_^;)


Lightroomの話に戻りまして・・・

f0075955_10551750.jpg左図は、緑がLightroomからPhotoshopに転送するために、展開して保存されたデータです。

それをPhotoshop上でAdobeRGBに変換したものが、黄色です。
マッチング方式は、知覚的にしましたが、この画像では、相対的でもほとんど同じでした。

それに対し、下になってしまっていますが、赤はCamera Rawで展開時からAdobeRGBを指定したものです。

このプロットで見ると、若干の違いがあるように見えますが、これはほぼ同じと言っていいのではないかと思います。
L=60以外の明るさでも見てみましたが、プロットされてる傾向はほとんど同じです。

私は、ProPhotoRGBで展開してから、AdobeRGBに変換したのでは、変換時に色が変わって、画像のイメージが若干変わってしまうのではないかと思いました。
ですので、現像のダイアログ、つまりLightroomであればDevelopモジュールに、作業用カラースペースの設定があったほうがいいのではないかと思ったのです。
そうしないと、作業の時のイメージと、書き出した時のイメージが異なってしまうのではないかと思いました。

実際には、色域の狭い方に押し込んでいるので変わっているわけですが、まず、ProPhotoRGBの色域がモニタでは再現されてないので変化が分かりません。
私のモニタでは、AdobeRGBもカバーしてないですし。
(AdobeRGB対応モニタを買えば、もう少し違いが分かるのかも知れませんが・・・・。)

ですので、最終的にAdobeRGBのファイルを作成するにしても、ProphotoRGBで作業しても問題ないように思いますが、あとで飽和する部分は、分からないですね。
Lightroom上では飽和しないように、警告表示を出しながら作業しても、AdobeRGBやsRGBに書き出したファイルでは、飽和してしまうことは十分考えられます。



Lightroomは、どちらかというと、アーカイブを管理するのに向いているソフトです。
データベースソフトということですね。
日々、追加や削除を繰り返すような仕事には、あまり向かないと思っています。

でも、逆に言えば、Lightroomで作業したデータを、外に流通させるのでなければ、個人的にはProPhotoRGBで作業して、セーブしても良いわけです。
むしろ、プリントまで自家処理で仕上げることを考えたら、商業印刷よりも色域の広いプリンタ用に、広いカラースペースを使った方が有利だと思います。


これで、Lightroomの作業用カラースペースが、なぜProPhotoRGBなのか、分かった気がしました。
取り込みから、管理編集、そしてプリントまで、データを最大限に活用しようと思ったら、広い色域の方が有利だということですね。
Lightroomのコンセプトに合った、カラースペースの設定なのだなと思いました。

* * * * * * * * * * * * * * *

最後までお読み頂いた方、ありがとうございます。
2日に渡って考えながら書いたので、前半後半、少し矛盾してる記載もありますがお許し下さい。

また、解説が尻切れになっている部分もありますが、後日あらためて続けます。

間違いがありましたら、ご指摘下さいますと、幸甚であります。
[PR]

by yukinyaa03 | 2006-05-06 21:22 | Lightroom
2006年 05月 04日
webブラウザとモニタ
4月25日の投稿画像、異なって見えたでしょうか?

MacユーザーならSafari、あるいはIEで環境設定のColorSyncにチェックを入れてあれば、違いが出るはずです。

上の画像にはsRGBのタグが埋め込まれていますが、下の画像はタグなしです。

webブラウザが、カラーマネジメントに対応し、ファイルのタグ(プロファイル)を読み込めれば、そのタグが設定されたカラースペースの数値で色が表示されます。

それに対して、タグがない場合は、別のカラースペースがあてがわれることになります。
Macの場合は、今現在使っているモニタプロファイルのカラースペースを利用して表示されます。
つまり、sRGBのカラー値から、モニタプロファイルのカラー値に変換されているのです。

そこで、モニタプロファイルのカラースペースが、sRGBに近ければ、タグなしでもsRGBタグ埋め込みのファイルとあまり見え方が変わらないのですが、sRGBとかなり違っている場合は、色の変化が大きくなります。

下の図は、緑がsRGB、黄が私が使っているモニタ(L997)のプロファイル、青がPowerBookのモニタプロファイルです。
L997とPowerBookのプロファイルは、どちらもカスタムプロファイルです。

f0075955_12343496.jpg


これでみると、L997のプロファイルは、かなりsRGBに近似してカバーしていますが、PowerBookのほうは、sRGBに比べ、ずいぶんと狭いことが分かります。

実際にL997でタグなし画像を表示させた場合、sRGBタグ有りとの色の見え方の差は小さいです。
でも、PowerBookで見ると、その差はかなり大きく出ます。
PowerBookのモニタプロファイルの域外にあるカラーが、大きく移動(変換)するためだと思います。


カラマネに対応してないブラウザの場合は、タグを読まないので、タグ付きであろうがなかろうが、表示に関しては同じ色です。

web画像が、全部sRGBのカラースペースで作成され、パソコンユーザーすべてが、モニタプロファイルにsRGBを使っていれば、理屈の上では、色の見え方は近似するはずです。
Windowsが、アプリやデバイスのカラースペースとしてsRGB(スタンダードRGB)を設定したのは、そのためだろうと思います。
タグなんて身元証明がなくても、みんなおなじところの出身なら同じに仲間じゃねーか、という考え方だと思います。

これは合理的な考え方だとは思いますが、実は、デバイス、つまりモニタのカラースペースが必ずしもsRGBに一致していません。
たぶん、安いモニタでは、ここで見るPowerBookのプロファイルのように、sRGBをカバーしていないことが予想されます。
その場合、データにモニタプロファイルをあてがって表示してしまうと、カラー値が変わってしまい、sRGBと色の見え方が変わります。

sRGBのタグがあり、そのカラー値によって表示されれば、色の見え方は変わりません。
ただし、モニタの表示域外にある色に関しては、飽和します。
でも、全体的にカラー値が移動するわけではないので、見え方としては、そちらのほうが違和感が少ないと思います。

ですので、Windowsユーザーの方、Macユーザーのために、是非、画像にはsRGBを埋め込んで下さい。
デジカメ画像なら、たいていの場合は、sRGBだと思いますので。

Windowsユーザー同士でも、自分ちの方言(自分のモニタのカラースペース)で語るよりも、共通語(sRGBなど身元がはっきりしており、相手側でも再現可能なもの)で語る方が、コンセンサスが取りやすいと思います。

ただ、残念なのは、大半の方がお使いの、WindowsのIEは、タグを読まないことですね・・・・・。
[PR]

by yukinyaa03 | 2006-05-04 13:11 | カラーマネジメント