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カテゴリ:カラーマネジメント
  • プリンタプロファイル
    [ 2006-04-19 12:54 ]

2006年 04月 19日
プリンタプロファイル
私は普段、インデックスプリントには、EPSON PX-G5000を使い、エプソンのスーパーファイン紙にプリントしている。

プリントは、Photoshopでカラーマネジメントし、ICCプロファイルを指定しているが、使用するプロファイルは、Pulse Color Eliteを使って自作したものである。
これを行うと、再現色域の狭いスーパーファイン紙でも、そこそこモニタとの(つまりデータとの)カラーマッチングが出来る。

PX-G5000のスーパーファイン紙用に、最初にプロファイルを作ったのは、去年の3月31日。
Pulseを買ってすぐのことだ。
実はそれ以前に、MonacoEZColorや、i1などでも、スーパーファイン紙用のプロファイルを作ってみた。
しかしどれも、イエローグリーンあたりの再現が悪く、ほとんどディテールが出ずに、ベタにつぶれていた。

これはプリンタ性能の限界なのか?と思った。
プリンタドライバまかせで刷ると、ディテールは再現されるようになるが、モニタとは色が合わない。
つまり、イエローグリーンあたりは、スーパーファイン紙では再現が難しい色だと言える。
たぶん再現域外にあるのだろう。
カスタムプロファイルを使用しても、ほとんど飽和してしまうので、ディテールが出なくなるのだと思われる。

そのグリーンの再現性を、なんとか改善したいと思ったのが、Pulseを買った動機だ。
結果は、大正解!
i1でも飽和していたグリーンが、見事に分離されてプリント出来るようになった。
それが去年の3月31日のことだった。

それ以来、そのプロファイルを使い続けていた。
もともと「スーパーファイン紙にインデックス」という、絵柄が分かればいいようなプリントばかりしていたので、それ以来は、あまり色については詳しく比較しなかった。
最初の頃マッチしていたし、プリンタプロファイルは、そう簡単には変化しないだろうと思っていたのだ。

しかし先月、明らかにモニタと合っていないことに気がついた。
グレーの石の壁面が、明らかにマゼンタっぽいのである。
そこで、3月30日にプロファイルを作り直した。
そしたら!
やはり、ずれていたのだ。
作り直したプロファイルでプリントしたら、壁面はモニタで見るのと同じに、グレーになった。

ひょえ〜。
プリンタプロファイルが合わなくなる事って、あるんだ〜。
モニタプロファイルは定期的に作り直した方が良いとされるが、プリンタの方は、あまりそういう話は聞かない。
しかし、プリンタもハードウェアだし、使っている間に経年変化が起きても不思議ではない。
いや、むしろ起きてくるものだと考えた方がいいだろう。

そして一昨日、前回のプロファイル作成から、1ヶ月も経たないのに、またも色が合わなくなった。
そんな〜、1ヶ月あまりで合わなくなってしまうなんて〜・・・。

で、本日、またもプロファイルの作り直し。
そしたら!
やっぱり、また合うようになった。
ひょえ〜。
やっぱ、何かしら、プリンタ側が変化したらしい。

そこで、Monaco GamutWorksを使って、今までのプロファイルの色域を見てみた。
白が、2005年3月31日作成。
赤が、2006年3月30日作成。
緑が、本日作成。
黄は、エプソン製のプロファイル。

やはり、違っていた・・・・。
前回のプロファイルを作ってから、インク交換したんだったかなあ?
インク残量を見ると、CMYとも、半分以上残量があるようなので、換えたかも知れない。
しかし〜、通常インク換えただけじゃ、ここまで変化しないと思うけど・・・・。

赤線と緑線が、前回と今回の違いだが、前回のプロファイルは、明らかにGC域が狭い。
色域が狭くなると、その色域の色が強く出るようで、前回のプリントはGっぽかったし、去年作ったプロファイルではMっぽくなる。
今日作ったやつは、去年のに比べればRM域は狭くなったが、GC域は大体同じだ。

やっぱりインクのロットだろうな・・・。
春めいてきたので気温も関係あるかと思ったけど、この部屋は地下室なので、気温の変化はそれ程ない。
もし、インクのロットによってこれだけ変わってしまうとしたら、フィルムを買う時のように、製造番号を見て同じロットのものを買い置きした方が良いのだろうか・・・・。
今まであまり気にしてなかったけど・・・・。

あともうひとつ考えられるとしたら、ノズルとか、ポンプに何か障害があって、吹き出しが少なくなっていたとか・・・。
でもテストシートを出しても、線が途切れたりはしていないので、ノズルが詰まっているわけではないと思うが・・・。


さて、黄色の線がエプソンのデフォルトプロファイルだが、実はこれが一番合わない。
色域が広すぎるのである。
測色的にはこれくらいまでの再現域があるのかも知れないが、これを使うと彩度、コントラストが上がらず、ねむ〜い絵になる。
写真用紙もそうだが、エプソンのデフォルトプロファイルは、Pulseのカスタムプロファイルよりもおおむね色域が広い。
マッチするものもあるけど、厳密にはなかなか合わない。

かといって、Pulseがいつでも一番良いかというと、そうでもない時もある。
絵柄の内容、マッチング方式(知覚的か相対的か)によっても結果が違うので、Photoshopでシミュレートしたのちに、実際プリントしてみて決めるしかないのではないかと思う。


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あとで思ったのだけど、プリンタ側が変化して今までのプロファイルが当てはまらなくなったのだとしたら、これまで作ったプロファイルを全部作り直さなくてはいけないことに・・・・

非純正紙で使えるものがないかと、あれやこれやカスタムプロファイル作ってあるんですけど・・・。
今数えたら、G5000用のカスタムプロファイルは、10種類あるんですけど・・・・



by yukinyaa03 | 2006-04-19 12:54 | カラーマネジメント