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2006年 12月 05日
Lightroom 007 (@Beta)
Beta4になってからの、はじめてのLightroom記事です。(^_^;)

キャプチャ画像入りで、詳しく書いてる時間がないので、文字だけです。
時間が出来たら、内容を書き加えます。


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Lightroomフォルダの置き場所

Lightroomの読み込みは、実データを、ユーザ>ピクチャ>Lightroom>Managed Photos(Macの場合)の中に取り込むのがデフォルトになっているようです。

読み込みのダイアログで、「ファイルをLightroomライブラリにコピー」になっていると、元データが同じパソコン内にあっても、LightroomはコピーをLightroomフォルダの中に作ります。
つまり、そのパソコンの中で、データが倍になってしまいます。
iPhotoも同じようなことしますよね。
これでは、いくら高容量のHDを積んでいても、すぐにいっぱいになってしまいます。

ですが、LightroomはiPhotoと違って、「既存の位置にあるファイルを参照」して読み込むことが出来ます。
この場合は、参照して、Lightroomの中で表示するためのキャッシュを作るだけで、実データはコピーされません。
私、現在、Lightroomに22,000枚近く読み込みましたが、Lightroomフォルダは、6.79GB程度です。

ただ、22,000枚のサムネールキャッシュはまだ全て出来上がってはおらず、今後ファイルを閲覧するたびに徐々に作られていくキャッシュによって増えていくと思われるので、22,000枚に対するデータベースの容量がどれくらいになるかは分かりません。

Beta3までは、フルサイズに近いくらいの大きさの表示用キャッシュも作る構造になっていました。
でも、今は、必要な時だけキャッシュを作り、一番大きいキャッシュについては、30日で削除されるようです。(環境設定で、それがデフォルトになっています。)


さて、Lightroomフォルダは、デフォルトの場所から移動させても大丈夫です。

つまり、一度デフォルトの場所でLightroomフォルダを作成したら、もっと高容量のボリュームに移動させて、そこで管理することが出来ます。

その場合は、Lightroomを起動する際に、オプションキーを押しながら起動すると、ライブラリの場所を聞いてきますので、移動した先のLightroomフォルダを指定してやります。

このダイアログでは、あらたなライブラリを別の場所に新規に作ることも出来るようです。
場所と名前を指定すると、読み込み数が0になった、あらたなライブラリ画面が開きます。
その際出来るライブラリフォルダは、任意に付けた名前のフォルダが作られます。
つまり、例えば「Snap Library」などとライブラリ名を付けておくと、フォルダ名はLightroomではなくなります。
ということは、最初にLightroomという名前で作られたフォルダも、あとから名前を変えられるのかも知れません。
これについては、試していません。

それらの方法を使えば、ジャンルごとにライブラリを作って、複数のライブラリを管理することも出来ます。
私の場合は、仕事写真とプライベート写真は、分けることが出来るので、この方法でライブラリを分けた方がいいと思いました。
ただし、違うライブラリ同士では、今のところデータの交換や同期は出来ません。

複数マシンでライブラリを同期するにはどうしたら良いか?と思っていたのですが、現状では別ボリュームにライブラリを置いて、使う時はそれぞれのマシンにつなぎかえてライブラリを読み込むしかないのではないかと思います。

ちなみに、今のところ、Lightroomフォルダをネットワークボリュームに置いて、複数マシンで同時アクセスというのは出来ないようです。
でも、製品になるまでに、複数マシンで簡単に同期するようになって欲しいですね。
現状では、Lightroomのパラメータをサイドカーファイルに書き出しても、Bridge&Camera Rawとの互換性もありませんし。

(Beta4から、「写真バインダとして書き出し」という機能が加わったのですが、ちょっと実用上疑問に思う部分もあるので、もう少し検証してから突っ込みを入れようと思っています。)


自宅のマシンのストレージを参照して作成したライブラリを、ノートパソコンに入れて持ち歩くことも出来ます。
その際は、起動させると、オリジナルに対するリンクがないので、グリッド表示のファイルの角に、?マークが付きます。
ですが、サムネールキャッシュの作成が終わっていれば、拡大表示も出来ます。
さすがに1:1表示は、多少ジャギーが残ったままですが、ルーペ表示くらいの大きさだったら、閲覧に問題ないと思います。
ただし、元ファイルがないので、色調補正などは出来ません。

キャッシュが出来ていれば、スライドショーも出来ます。
つまり、自宅の膨大なストレージを持って行かなくとも、その影武者だけで、プレゼンなどが出来ると思います。

余談ですが、?マークが出るのは、「参照して読み込み」した場合で、読み込んだ時の場所とのリンクが切れているということです。
その際?マークをプレスすると、元のファイルが見つからないので検索するか、というダイアログが出るので、オリジナルの場所を指定してやると、?マークが消えます。
この作業は、ひとつのファイルに対して行えば、他のファイルも同じ場所にある場合、すべてリンクが復帰します。

by yukinyaa03 | 2006-12-05 08:51 | Lightroom


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