2012年 12月 01日
先日のセミナーを聴講していて、 「自宅のiMacで作業していた画像をMacBookにコピーし、出先で作業を続け、それを再びiMacのLightroomに読み込むにはどうしたらよいか」 と質問なさっている方がいました。 結論から先に言うと、そういう場合は「カタログとして書き出し…」と「別のカタログから読み込み…」を使います。 では試してみましょう。 (キャプチャした画像は、1920x1200と1680x1050のモニタなので、縮小画像では文字がよく分からないかも知れません。詳しくご覧になりたい場合は、クリックして拡大して下さい。) タイトルバーに「Lightroom 4 Catalog」と書かれています。 Lightroom 4 Catalogというのは、私がプライベートデータを管理しているカタログの名称です。 今回は、MacBook Proに入れて持ち出すことを想定し、ネットワーク接続しているMacBook Proのデスクトップに「キメ作業中」というカタログを書き出すことにしました。(キメというのは猫の名前です。(^_^;)) また出先で現像などの続きをやりたいので、元画像も一緒に書き出し、MacBook Proでの表示を速くするためにプレビューも書き出しておきます。 今回はWiFiネットワークで書き出しましたが、大量に書き出す時は時間がかかるのでLANケーブルで直結した方が良いでしょう。 あるいは、リムーバブルディスクに書き出して、それを仲介にするのも良いと思います。 MacBook Proに元画像を書き出しても、MacProの画像はそのままで構いません。 また戻すことを想定していますが、削除する必要はありません。 書き出しが終わると「キメ作業中」というフォルダが、MacBook Proのデスクトップに出来上がり、その中に「キメ作業中」というカタログファイルがあるので、それをダブルクリックしてLightroomを起動します。 今度はタイトルバーが、「キメ作業中」となっているのが分かるでしょうか?(黄色いツールヒントが出たままキャプチャしちゃいましたが、気にしないで下さい。(^_^;)) MacBook Proでの作業は終わりにし、Lightroomを終了します。 今回MacBook Proに元画像を書き出しましたが、MacProの画像はそのままにしてあるので、作業によって追加された「メタデータと現像設定のみ」読み込むことにします。 これはメタデータと現像設定が読み込まれただけの話で、元画像はMacBook Proからは読み込まれておらず、MacProにある画像の設定を上書きして表示しているだけです。 この先また、MacProで編集を続けることが可能です。 MacBook Proの方の画像はそのまま残っていますが、もう作業しないなら削除、消去して構わないでしょう。
by yukinyaa03
| 2012-12-01 07:10
| Lightroom
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