2012年 09月 29日
Lightroom 4 の基本補正
b0229648_1552613.jpg

Lightroom 4 になって、基本補正の項目が変わりました。
Lightroom 3 までは「白飛び軽減」「補助光効果」「黒レベル」だったのが、Lightroom 4 では「ハイライト」「シャドウ」「白レベル」「黒レベル」になり、3にあった「明るさ」が4ではなくなりました。

3にあった「明るさ」スライダは、トーンカーブの真ん中を持ち上げるような、中間調を中心に明るさを変化させるのに便利でしたが、4では全体の明るさは「露光量」で、シャドウやハイライトの明るさは新設された4つのスライダで調整するようになりましたが、いまひとつ画面のどの明るさがどうなるのか、分かりにくいところもあります。

そこで、各スライダを最大に動かした場合、コントラストがどう変化するかをグレースケールを使って試してみることにしました。

最初PhotoshopでL値を変えてグレースケールを作りました。
b0229648_1651165.jpg
貼り付けてあるのはPhotoshopのヒストグラムです。

これを一度プリントし、複写してLightroomに読み込みました。
b0229648_7314054.jpg
プリントを複写しているので、元データとはコントラストが変わりましたが、Lightroomの初期設定のままです。
ただ、デジカメで撮影しているので完全なRGB等値にはならないので、ヒストグラムが見やすいように、彩度を-100にしてあります。

以下、ヒストグラムの変化に注目すると面白いです。

では、ハイライト+100から。
b0229648_7325199.jpg

ハイライト-100。
b0229648_7335776.jpg

シャドウ+100。
b0229648_7384896.jpg

シャドウ-100。
b0229648_7391925.jpg

白レベル+100。
b0229648_7403866.jpg

白レベル-100。
b0229648_7412469.jpg

黒レベル+100。
b0229648_7413283.jpg

黒レベル-100。
b0229648_7421526.jpg


さて、グレースケールだけじゃ分かりにくいですよね。(^_^;)
実際の風景画像で変化を見てみます。

初期設定。
b0229648_1331450.jpg

ハイライト+100。
b0229648_1341994.jpg

ハイライト-100。
b0229648_1343517.jpg

シャドウ+100。
b0229648_1351374.jpg

シャドウ-100。
b0229648_1375184.jpg

白レベル+100。
b0229648_1384079.jpg

白レベル-100。
b0229648_1384333.jpg

黒レベル+100。
b0229648_1394674.jpg

黒レベル-100。
b0229648_13124698.jpg


ううう・・・
縮小画像だと、イマイチ違いが分かりにくいですね・・・・(^_^;)

では、露光量とコントラストも。

露光量+2.5。
b0229648_7442136.jpg

露光量+5。
b0229648_7453669.jpg

露光量-2.5。
b0229648_751332.jpg

露光量-5。
b0229648_752155.jpg

コントラスト+100。
b0229648_7525621.jpg

コントラスト-100。
b0229648_7532764.jpg


露光量+2.5。
b0229648_13175114.jpg

露光量+5。
b0229648_1318746.jpg

露光量-2.5。
b0229648_13182858.jpg

露光量-5。
b0229648_13185265.jpg

コントラスト+100。
b0229648_13194254.jpg

コントラスト-100。
b0229648_13201378.jpg


今度はさっきより違いがはっきりしますね。

ではついでに、明瞭度を。

明瞭度+100。
b0229648_831337.jpg

明瞭度-100。
b0229648_842638.jpg

明瞭度はグレースケールの櫛の歯を埋めているのが分かります。
これはシャープとは違うのですが、数値を上げるとメリハリがつき、下げるとソフトな感じになります。

明瞭度+100。
b0229648_13204191.jpg

明瞭度-100。
b0229648_1321480.jpg


最後に彩度調整による変化も載せておきます。
こちらは、グレースケールに対する変化はないので、省略します。

自然な彩度+100。
b0229648_13213865.jpg

自然な彩度-100。
b0229648_13215557.jpg

彩度+100。
b0229648_13252672.jpg

彩度-100。
b0229648_13225284.jpg

自然な彩度と彩度の違いは、自然な彩度の方は、青系、緑系を中心に彩度が上がり、赤系はそれに比べると上がり方が押さえられている点です。
なので私は、自然な彩度の「自然」の意味を、「ナチュラル」ではなく、「ネイチャー」ととらえています。
つまり空を青くし、緑を濃くするという、自然風景に適した彩度だと。w
日本語訳をした方はそういう意図ではなかったと思いますが、そう考えると理解しやすいです。

自然な彩度の方は、-100にしても完全なモノクロになりませんが、彩度の方はRGB等値のモノクロになります。
Lightroomで白黒にする場合は、白黒ミックスを使って元画像の色別に明度調整をした方が良いのですが、彩度-100でも取りあえずのモノクロにはなります。
モノクロに関しては、またいずれ記事にしたいと思います。
[PR]

by yukinyaa03 | 2012-09-29 13:28 | Lightroom


<< Lightroom 4 の現像調整      sRGB以上AdobeRGB未... >>