2014年 05月 22日
EOS Digital の高輝度側・階調優先とLightroom
f0075955_16301914.jpg
EOSの高輝度側・階調優先とは、オンにするとハイライトの白飛びが押さえられる機能です。

(ご参考:過去にアップした関連記事など。
 ・RAW + JPEG
 ・高輝度側・階調優先とオートライティングオプティマイザー


下の画像は高輝度側・階調優先はオフのまま撮影したJPEG。(これ以降の画像はすべて拡大可能です。)
f0075955_1814253.jpg
赤くなっているところは、ハイライトが飽和し白飛びを起こしているのを示しています。

それに対し、高輝度側・階調優先をオンにして撮影すると、
f0075955_1823575.jpg
ハイライトの飛びが抑えられているのが分かります。

ただ、RAWで撮っていれば、高輝度側・階調優先をオンにしないで同時記録したJPEGが白飛びを起こしていても、Lightroomで開くと飽和警告が出ない場合があります。(上のIMG_0003-3.jpgと同時記録したRAW。)
f0075955_15445131.jpg
最初に開いた状態で白飛びしていなければ、露光量、ハイライト、白レベルなどのスライダを調整することによって、ハイライトの階調をもっと描写することが出来ます。
一例として、ハイライトを-10、白レベルを-100にしてみました。
f0075955_1556563.jpg
(注:ハイライトスライダを下げると全体のトーンが軟調になりやすいので、あらためてトーンカーブでコントラストを調整するか、あるいは全体調整を用いずに、補正ブラシでハイライトスライダを下げてディテールを出したい部分を塗った方が良いです。明瞭度を上げて塗るのも、ディテールを出すのに効果があります。)

さて、では上の画像よりもう1段露出オーバーなRAWデータならどうか。
先ほどの画像では、ウサギの頭に当たっている光量は、撮影時の絞り値(f11)に対して2段1/3(f22+1/3)ほど明るかったです。(露出計で計測)
もう1段オーバーと言うことは、撮影値に対してハイライトは3段以上オーバーということになります。
なので、Lightroomで開いた状態でも、ハイライト警告が出ます。
しかしその出方が、高輝度側・階調優先をオフの場合と、オンにした場合では出方が違います。

高輝度側・階調優先オフで撮影したRAW。
f0075955_1692018.jpg

高輝度側・階調優先オンで撮影したRAW。
f0075955_16104129.png
これから察するに、RAWデータの場合でも、高輝度側・階調優先をオンにしたほうが、よりハイライトの階調を残せるようになることが分かります。

それぞれを、ハイライト-50、白レベル-100にしてみると、

高輝度側・階調優先オフ。
f0075955_16231736.jpg
ヒストグラムはレベル内に収まりますが、飽和している部分の輝度が下がるだけで、階調はありません。

高輝度側・階調優先オン。
f0075955_16244561.jpg
完全ではないものの、こちらは階調が少し復活します。

では、どれくらいオーバーになっても、ハイライトのディテールを取り戻すことが出来るのか?
これらは高輝度側・階調優先をオンにし、露光量(ストロボの発光量)を1/3ずつ変えて撮影したものです。
最下段の2枚は、開いた時からハイライト警告はほとんど出ませんが、上の8枚は警告が出ます。
白枠の画像を基準にすると、左上の画像は3段ほど明るくなっています。
f0075955_16525823.jpg

それらの画像に対し、Lightroomのパラメーターを変更してみます。(違いが分かりにくい場合は、拡大して見てください。)

白レベル-100。
f0075955_1654955.jpg

ハイライト-100。
f0075955_16545951.jpg

露光量-5.0。
f0075955_16553094.jpg


ハイライトスライダを-100に下げて、ディテールが回復するのは基準露出からプラス1段1/3の画像まででした。(中段左から二番目)
f0075955_17111192.jpg
これ以上オーバーになると、ディテールはもう回復しませんでした。
ハイライトスライダや露光量スライダを下げると、ハイライトがマゼンタかぶりしてくるのは高輝度側・階調優先と関係がありそうです。
高輝度側・階調優先をオフにした画像で、露光量-5にしてもハイライトにかぶりは出ませんでした。
f0075955_17241534.jpg
(2段オーバーの画像です。)

ちなみにIMG_0006.CR2をCapture Oneで開いて、ハイライトを100(リカバリ量100という意味です)にすると、こんな感じ。
f0075955_1728514.jpg
こちらも少しマゼンタかぶりが出るので、やはり高輝度側・階調優先を設定したためかと思われます。


さて結論として、高輝度側・階調優先の効果はRAWデータでも有効だと思われます。
でも良いことばかりではなくて、シャドウの方が少し階調が悪くなります。
今回のテストはISO200で撮っているので、シャドウを派手に上げない限り差は目立ちませんが、高感度になるにつれ、高輝度側・階調優先をしない画像よりシャドウノイズが目立ってくると思います。
過去にも何度かテストして、シャドウの描写が悪くなることは実感してました。
ですが、カメラ自体も高感度特性が良くなり、高感度ノイズも少なくなってきたので、最近のカメラなら高輝度側・階調優先をオンにして高感度で使っても、以前ほどノイズが目立たないかも知れません。
これに関しては、後日確かめたいと思います。

以前から高輝度側・階調優先はRAWで撮影する時にも有効だろうと思っていましたが、ちゃんと調べたことはありませんでした。
EOS70Dで撮影していて、どうもハイライトが飛びやすいなと思ったので、Digital Photography Reviewで70Dのダイナミックレンジの評価はどうだろうと調べてみたところ、HTP(Highlight Tone Priority=高輝度側・階調優先)をオンにすると、かなりハイライトのレンジが伸びるのを知りました。(上記リンク先の最後の方に、HTPはどういう動作をしているのかという解説があります。日本語で「高輝度側・階調優先」を検索しても、なかなか技術解説したところがヒットしないので、参考になると思います。)

評価機種を他のEOS機種にカスタマイズし、キャプチャして高輝度側・階調優先のオンオフによるレンジ幅を比較してみました。
f0075955_192454.jpg
これで見ると、5D3に比べて70DはHTPオンオフにかかわらず、1/3段くらいハイライト側が狭いようです。
(注:このレンジ測定は、JPEGで行われていると思います。)
それでもオンにすることによって、ハイライトのディテールはもう少し出るようになるだろうと思いました。
でも、この図が示すように、シャドウの方は若干レンジが狭くなります。
RAW現像時にシャドウを明るくすると、オフの画像よりノイズが目立つようになります。

今回は簡易テストなので、実際の撮影でハイライト、シャドウがどれくらい違ってくるかは、また改めて調べてみたいと思います。
今までも高輝度側・階調優先をオンにして撮影していることは何度もあるので、画像を探せば良いのですが、Lightroomのフィルターには高輝度側・階調優先の有無という項目はありませんし、DPPで画像情報を見ても高輝度側・階調優先の項目はありません。
(オートライティングオプティマイザーのように、RAWデータならあとから変更が可能なパラメータではないからだと思います。)
なので検索しようにもどの画像がオンになっていたかは、後からでは分からず・・・・。


今回はこの辺で。
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# by yukinyaa03 | 2014-05-22 19:37 | デジタル・フォト
2012年 12月 22日
Lightroom 4 の補正ブラシ(ショートカット)
補正ブラシがアクティブになっている時に使える、ショートカットをまとめてみました。
(Mac用キーボードの場合です。Windowsの場合は、コマンドはCtrl 、optionはaltだと思います。)

f0075955_1317047.png
これ以外にも、

※ Oキーを押すと、ブラシで塗った部分を色づけして表示。(初期設定では赤)

※ その表示色は、shift+Oで切り替えられる。赤>緑>白>グレーの順。

※ ブラシ適用を示すピンはHキーで表示/非表示できる。

※ アクティブなピンの上でカーソルを左右にドラッグすると、そのブラシで適用した内容の全体量を同時に変えられる。

※ カラーのパレットを表示し、パレット内でカーソルがスポイトになった状態でプレスし、画像上にドラッグすると、画像の色をパレットに設定出来る。

※ shiftキーを押しながらドラッグすると、水平または垂直に塗れる。

※ / キーで、ブラシA/B切り替え。

などがあります。
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# by yukinyaa03 | 2012-12-22 02:45 | Lightroom
2012年 12月 01日
Lightroomでカタログを書き出して別のマシンで作業するには
先日のセミナーを聴講していて、

「自宅のiMacで作業していた画像をMacBookにコピーし、出先で作業を続け、それを再びiMacのLightroomに読み込むにはどうしたらよいか」

と質問なさっている方がいました。

結論から先に言うと、そういう場合は「カタログとして書き出し…」「別のカタログから読み込み…」を使います。


では試してみましょう。
(キャプチャした画像は、1920x1200と1680x1050のモニタなので、縮小画像では文字がよく分からないかも知れません。詳しくご覧になりたい場合は、クリックして拡大して下さい。)

b0229648_2315326.jpg
まずこれは、MacProのLightroomの画面です。
タイトルバーに「Lightroom 4 Catalog」と書かれています。
Lightroom 4 Catalogというのは、私がプライベートデータを管理しているカタログの名称です。
b0229648_2375359.jpg
2012年10月08日のフォルダーには75枚の画像が入っているのですが、ムービーやJPEGもあるので、その中からRAWだけフィルタリングして表示させます。
b0229648_239052.jpg
そして全選択し、ファイルメニューから「カタログとして書き出し…」を選びます。
b0229648_23101349.jpg
するとダイアログが開くので、カタログの名称と保存先を決めます。
今回は、MacBook Proに入れて持ち出すことを想定し、ネットワーク接続しているMacBook Proのデスクトップに「キメ作業中」というカタログを書き出すことにしました。(キメというのは猫の名前です。(^_^;))
また出先で現像などの続きをやりたいので、元画像も一緒に書き出し、MacBook Proでの表示を速くするためにプレビューも書き出しておきます。
b0229648_2314484.jpg
書き出し作業が始まると左上にプログレスバーが表示されます。
今回はWiFiネットワークで書き出しましたが、大量に書き出す時は時間がかかるのでLANケーブルで直結した方が良いでしょう。
あるいは、リムーバブルディスクに書き出して、それを仲介にするのも良いと思います。
MacBook Proに元画像を書き出しても、MacProの画像はそのままで構いません。
また戻すことを想定していますが、削除する必要はありません。
b0229648_23213027.jpg
こちらは、MacBook Proのデスクトップ。
書き出しが終わると「キメ作業中」というフォルダが、MacBook Proのデスクトップに出来上がり、その中に「キメ作業中」というカタログファイルがあるので、それをダブルクリックしてLightroomを起動します。
b0229648_2325538.jpg
MacBook ProのLightroom。
今度はタイトルバーが、「キメ作業中」となっているのが分かるでしょうか?(黄色いツールヒントが出たままキャプチャしちゃいましたが、気にしないで下さい。(^_^;))
b0229648_23302883.jpg
レッドラベルをつけてセレクトし、フィルタリングでセレクト画像だけ表示。
b0229648_2332051.jpg
そして現像モジュールで、クロスプロセスのプリセットを適用してみました。
b0229648_23325793.jpg
そしてセレクト画像に設定を同期。
MacBook Proでの作業は終わりにし、Lightroomを終了します。
b0229648_2336349.jpg
再びMacProに戻り、ファイルメニューから「別のカタログから読み込み…」を選択。
b0229648_23372282.jpg
ネットワークのMacBook Proのディレクトリをたどり、
b0229648_23384233.jpg
キメ作業中.lrcatを選択します。
b0229648_23394663.jpg
すると、そのカタログで管理している画像のサムネールが表示されますが、置き換えなしになっていると画像がグレーアウトし、読み込みボタンも押せません。
b0229648_23442086.jpg
そこで置き換え方法のオプションを選びます。
今回MacBook Proに元画像を書き出しましたが、MacProの画像はそのままにしてあるので、作業によって追加された「メタデータと現像設定のみ」読み込むことにします。
b0229648_2348580.jpg
そうすると読み込む画像がハイライト表示され、読み込みボタンが押せるようになります。
b0229648_23493971.jpg
MacProのLightroom 4 Catalogに読み込みが終わった状態。
これはメタデータと現像設定が読み込まれただけの話で、元画像はMacBook Proからは読み込まれておらず、MacProにある画像の設定を上書きして表示しているだけです。
b0229648_23525723.jpg
フィルタリングを外して元のフォルダを見てみると、MacBook Proで編集された画像だけラベルや色調が変化していることが分かります。
この先また、MacProで編集を続けることが可能です。
MacBook Proの方の画像はそのまま残っていますが、もう作業しないなら削除、消去して構わないでしょう。

b0229648_23561586.jpg
分かったかにゃ?
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# by yukinyaa03 | 2012-12-01 07:10 | Lightroom
2012年 10月 04日
Lightroom 4 の現像調整 ビデオ解説編
先日アップした現像調整の記事、参考になったとお褒めの言葉をいただいたのですが、自分としてはイマイチ分かりにくいかな?と・・・
そこでビデオキャプチャーを作りました。

もともとビデオで解説した方が分かりやすいよな〜とは思っていたのですが、途中でナレーションを噛むとかっこ悪いのでやり直したりすると、それはそれでけっこう大変なのです。(^_^;)

キャプチャには、screenrの無料版を使いましたが、キャプチャ時間5分という制限があり、それを気にしながらしゃべるのも緊張します。w

で、声がかすれてお聞き苦しいところも多々ありましょうが、そこは何卒寛大にご容赦頂きますようお願い申し上げまして・・・・m(__)m


screenrサイトに表示されるEmbedコードが、なぜかexciteブログには貼れないので、貼り付けはYouTubeに公開したものを貼っています。
ですが、screenrサイトで表示し、フルスクリーンでご覧頂くと解像もはっきりしているのではないかと思います。

screenrでは1600x1000ピクセルでキャプチャしました。
それぞれ5分以下ですのですが、お暇なときにご覧下さい。



【screenr版】Lightroom4の現像調整 その1 露光量とコントラスト




【screenr版】Lightroom4の現像調整 その2 ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベル




【screenr版】Lightroom4の現像調整 その3 明瞭度、自然な彩度、彩度、色温度、色かぶり補正




【screenr版】Lightroom4の現像調整 その4 明瞭度、自然な彩度、彩度、白黒変換


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# by yukinyaa03 | 2012-10-04 23:23 | Lightroom
2012年 09月 30日
Lightroom 4 の現像調整
前回の画像を使って、画像コントラストを調整してみます。

元画像。(LUMIX G3 14-42mm@14mm 1/500 f8.0 ISO160)
b0229648_16194216.jpg

b0229648_17224517.jpg露出はオートだったと思いますが、空の部分が多いせいか、少しアンダーに見えます。
b0229648_16292860.jpg
b0229648_17232531.jpgそこで露光量を+0.6上げました。

露光量を上げた分、空の調子が飛んでしまったので、ハイライトを-100にしました。

また自然な彩度を+50にして、空と芝生の色が濃くなるようにしました。
b0229648_16364075.jpg
b0229648_17234955.jpgどの調整スライダを使うかはケースバイケースで、私は画面を見ながらテキトーにやっているのですが、シャドウスライダを上げて暗部補正をすることがよくあります。

+100まで上げることはめったにないですが、+100にしてみました。
(ただしシャドウスライダを上げすぎると、ノイズが浮いてきますので、画像を1:1表示にしてシャドウを確認した方が良いです。)

その分全体に明るくなったので露光量を+0.2に減らし、ハイライトを落としてシャドウを上げたことによって全体コントラストが低下したので、コントラストを+40に上げました。

またLightroomの場合、コントラストを上げると彩度も上がるので、その分自然な彩度を前の調整より下げて+25にしました。
b0229648_173412.jpg
b0229648_17241572.jpg調整にはトーンカーブを使うこともあります。

トーンカーブのライトをぐぐっと上げて見ました。

相対的にシャドウが暗く見えるので、基本補正のシャドウをまた+100に、全体的に明るくなったので露光量は-0.4、ハイライトを-80にしました。
またトーンカーブのハイライトも下げて、雲の調子が飛びすぎないようにしました。

トーンカーブで明るくしながら、露光量でマイナスにするのは何か無駄な作業のようにも思えますが、ま、テキトーですので。
(^_^;)
ただ、組み合わせによってトーンは微妙に異なってきます。
b0229648_17491526.jpg
b0229648_17493123.jpgこのあたりの調整になると、見直してみて何でこんな設定にしたんだっけ?(^_^;)とイミフな点もあるのですが、白レベル-100、黒レベル+100という組み合わせを試してみたんだと思います。
こんな組み合わせはいつもはしません。w

前回の記事を見ると、白レベル-100も黒レベル+100も全体的なコントラストが低下するので、それをトーンカーブで補っています。

トーンカーブのライトを+45にしたせいで全体が明るくなった分、露光量は-0.5に下げました。

基本補正のハイライトは0のままですね。

私はポジフィルムではフジを使っていたのですが、空が実際よりも青く鮮やかになるのが気に入っていました。
空を青くしたいと思って自然な彩度をぐっと上げて見ました。
その分桜の色も鮮やかになりました。

ですが、下の芝生の色も彩度が上がりすぎてしまったので、芝生の部分には段階フィルターをかけて、彩度を-28に落としてあります。

このあたりになってくると、行き当たりばったりの気分的な処理です。w
b0229648_18195229.jpg
b0229648_18212886.jpgこのあたりになると、もう、ネタとしてやってみました、というところなのですが・・・(^_^;)

ハイライト-100、シャドウ+100、白レベル-100、黒レベル+100という、白飛びも黒つぶれもしない設定ですが、コントラストは非常に低下します。

なので、コントラストを+80にしてみました。
これでもまだ中間調がちょっと眠い感じですね。

これを見て分かる通り、彩度スライダは何も上げていませんが、全体的に彩度が上がっています。
b0229648_1838825.jpg
b0229648_18412423.jpgさて、ちょっとマジメに処理したものを・・・(^_^;)

シャドウスライダとトーンカーブで全体調整しています。

そのほかに、補正ブラシを使って部分調整をしています。
b0229648_18454383.jpg
まず空の部分。
露光量を下げて全体的に明るさを下げたのですが、雲の白さがくすんでしまうのでハイライトやコントラストを上げてメリハリが出るようにしています。
b0229648_18485437.jpg
次に桜の部分。
ここは色かぶり補正をマゼンタにシフトさせて、桜をピンクにしています。
彩度スライダで彩度を上げるのでも良いかも知れません。
b0229648_18505847.jpg
基本補正で自然な彩度を+30にしているので、芝生の緑も濃くなっているのですが、手前のこどもの黄色いシャツが飽和気味になるのが気になったので、彩度を少し落としてみました。
全体調整で追い込みきれない部分は、補正ブラシをよく使います。

b0229648_18591815.jpg
b0229648_18592835.jpgさて、「おらひトーン」と言えば「なんでも100」なのですが、Lightroom4になって処理バージョンが2012に変わってから、スライダをマックスに上げてもLightroom3の時ほどデーハーにならなくなりました。

なんでも100は、一見階調破綻を起こしている(いや実際起こしている部分もありますが。(^_^;))ようでありながら、単なるベタつぶれのトーンにはならないように調整しています。
なので、すべてのスライダーが100になっているわけではありません。

この画像では自然な彩度は100ですが、飽和しすぎるのを抑えるために彩度は-55に下げてみました。

トーンカーブの形はテキトーいーかげんなのですが、行き過ぎを相殺するために露光量やコントラストを調整しています。

また通常「なんでも100」では明瞭度を+100に上げますが、今回は逆に-50にしてややソフトにしてみました。

ま、そのあたりは行き当たりばったりな、気分的な処理です。w


でわ、最後に・・・
b0229648_1922249.jpg
b0229648_1919817.jpg処理バージョンを2010にして、「なんでも100」を実行しました。w

処理バージョン2010では、白飛び軽減や補助光効果を上げすぎると、エッジの部分がおかしくなってきます。

また明瞭度の効き方も、2012と2010では変わっています。
明瞭度に関しては、2012のほうが強く効くようになり、またシャドウも持ち上がるようです。



ということで、基本補正のスライダ調整とトーンカーブ調整による全体的な調整、補正ブラシや段階フィルターによる部分調整によって、かなりいろいろなトーンに作り込んでいけるわけですが、使いこなせるようになるには、各調整項目がどう作用するのかを知っておく必要があります。

それらの動きが分かるようになると、イメージを直感的に追い込んでいけるようになると思います。
Lightroomは直感的に操作しやすいソフトなので、使い始めるとやはりこれでなきゃという気持ちになりますよね。w
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# by yukinyaa03 | 2012-09-30 19:46 | Lightroom
2012年 09月 29日
Lightroom 4 の基本補正
b0229648_1552613.jpg

Lightroom 4 になって、基本補正の項目が変わりました。
Lightroom 3 までは「白飛び軽減」「補助光効果」「黒レベル」だったのが、Lightroom 4 では「ハイライト」「シャドウ」「白レベル」「黒レベル」になり、3にあった「明るさ」が4ではなくなりました。

3にあった「明るさ」スライダは、トーンカーブの真ん中を持ち上げるような、中間調を中心に明るさを変化させるのに便利でしたが、4では全体の明るさは「露光量」で、シャドウやハイライトの明るさは新設された4つのスライダで調整するようになりましたが、いまひとつ画面のどの明るさがどうなるのか、分かりにくいところもあります。

そこで、各スライダを最大に動かした場合、コントラストがどう変化するかをグレースケールを使って試してみることにしました。

最初PhotoshopでL値を変えてグレースケールを作りました。
b0229648_1651165.jpg
貼り付けてあるのはPhotoshopのヒストグラムです。

これを一度プリントし、複写してLightroomに読み込みました。
b0229648_7314054.jpg
プリントを複写しているので、元データとはコントラストが変わりましたが、Lightroomの初期設定のままです。
ただ、デジカメで撮影しているので完全なRGB等値にはならないので、ヒストグラムが見やすいように、彩度を-100にしてあります。

以下、ヒストグラムの変化に注目すると面白いです。

では、ハイライト+100から。
b0229648_7325199.jpg

ハイライト-100。
b0229648_7335776.jpg

シャドウ+100。
b0229648_7384896.jpg

シャドウ-100。
b0229648_7391925.jpg

白レベル+100。
b0229648_7403866.jpg

白レベル-100。
b0229648_7412469.jpg

黒レベル+100。
b0229648_7413283.jpg

黒レベル-100。
b0229648_7421526.jpg


さて、グレースケールだけじゃ分かりにくいですよね。(^_^;)
実際の風景画像で変化を見てみます。

初期設定。
b0229648_1331450.jpg

ハイライト+100。
b0229648_1341994.jpg

ハイライト-100。
b0229648_1343517.jpg

シャドウ+100。
b0229648_1351374.jpg

シャドウ-100。
b0229648_1375184.jpg

白レベル+100。
b0229648_1384079.jpg

白レベル-100。
b0229648_1384333.jpg

黒レベル+100。
b0229648_1394674.jpg

黒レベル-100。
b0229648_13124698.jpg


ううう・・・
縮小画像だと、イマイチ違いが分かりにくいですね・・・・(^_^;)

では、露光量とコントラストも。

露光量+2.5。
b0229648_7442136.jpg

露光量+5。
b0229648_7453669.jpg

露光量-2.5。
b0229648_751332.jpg

露光量-5。
b0229648_752155.jpg

コントラスト+100。
b0229648_7525621.jpg

コントラスト-100。
b0229648_7532764.jpg


露光量+2.5。
b0229648_13175114.jpg

露光量+5。
b0229648_1318746.jpg

露光量-2.5。
b0229648_13182858.jpg

露光量-5。
b0229648_13185265.jpg

コントラスト+100。
b0229648_13194254.jpg

コントラスト-100。
b0229648_13201378.jpg


今度はさっきより違いがはっきりしますね。

ではついでに、明瞭度を。

明瞭度+100。
b0229648_831337.jpg

明瞭度-100。
b0229648_842638.jpg

明瞭度はグレースケールの櫛の歯を埋めているのが分かります。
これはシャープとは違うのですが、数値を上げるとメリハリがつき、下げるとソフトな感じになります。

明瞭度+100。
b0229648_13204191.jpg

明瞭度-100。
b0229648_1321480.jpg


最後に彩度調整による変化も載せておきます。
こちらは、グレースケールに対する変化はないので、省略します。

自然な彩度+100。
b0229648_13213865.jpg

自然な彩度-100。
b0229648_13215557.jpg

彩度+100。
b0229648_13252672.jpg

彩度-100。
b0229648_13225284.jpg

自然な彩度と彩度の違いは、自然な彩度の方は、青系、緑系を中心に彩度が上がり、赤系はそれに比べると上がり方が押さえられている点です。
なので私は、自然な彩度の「自然」の意味を、「ナチュラル」ではなく、「ネイチャー」ととらえています。
つまり空を青くし、緑を濃くするという、自然風景に適した彩度だと。w
日本語訳をした方はそういう意図ではなかったと思いますが、そう考えると理解しやすいです。

自然な彩度の方は、-100にしても完全なモノクロになりませんが、彩度の方はRGB等値のモノクロになります。
Lightroomで白黒にする場合は、白黒ミックスを使って元画像の色別に明度調整をした方が良いのですが、彩度-100でも取りあえずのモノクロにはなります。
モノクロに関しては、またいずれ記事にしたいと思います。
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# by yukinyaa03 | 2012-09-29 13:28 | Lightroom
2010年 06月 06日
sRGB以上AdobeRGB未満のカラー
MacのColorSyncユーティリティーで、AdobeRGBとsRGBのガマットを比較すると下のようになります。
外側の白い線がAdobeRGB、内側のカラーの部分がsRGBです。
f0075955_20322434.jpg


同様に、AdobeRGBカバー率98%と謳われているナナオのSX2462Wと、同じくナナオのL997の、メーカーデフォルトプロファイルを比較すると下のようになります。
外側の白い線がSX2462W、内側のカラーの部分がL997です。
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通常、使用しているのはこのプロファイルではなく、Eye-One Matchで作成したカスタムプロファイルです。
それらを比較すると、若干デフォルトプロファイルとは、ガマットの広さが違っています。
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SX2462Wのデフォルトプロファイルと、カスタムプロファイルを比較すると、多少ガマットに違いがあるのが分かります。
白い線がデフォルトプロファイル、カラーがカスタムプロファイルです。
f0075955_21274392.jpg


SX2462WはAdobeRGBカバー率98%と謳われていますが、AdobeRGBのガマットと比較すると、形状は若干異なっています。
白い線がSX2462W、カラーがAdobeRGBです。
f0075955_21215023.jpg
Eye-One Matchで作成したカスタムプロファイルと比較すると、カスタムプロファイルの方がG方向でガマットが広くなっているのが見て取れます。
白い線がSX2462Wのカスタムプロファイル、カラーがAdobeRGBです。
f0075955_212541.jpg
この2枚のガマット図から見るところ、SX2462WはAdobeRGBカバー率98%ですが、色の方向によってはAdobeRGB以上の色域があることが分かります。
それによってProPhotoRGBを作業用カラースペースにしているLightroomでは、RAWのプレビューでAdobeRGB以上の色が表示される(と言ってもProPhotoRGBからSX2462Wの色域に変換された最高域の色。かならずしもProPhotoRGBで定義された色そのものでない。)場合があります。


さて、色域がsRGB程度のモニタ(L997など)でAdobeRGBで定義されたデータを扱う場合、データにsRGBの色域以上のカラーが含まれていると、そのカラーはsRGBモニタではクリップされます。
つまり、sRGBモニタが表示できる色域のもっとも外側当たりの色に置き換わってしまい、実際には階調差があっても表示できなくなります。

一番最初に上げたガマット図が示すように、AdobeRGBはsRGBを内包する大きさがあります。
なので、sRGBからAdobeRGBに変換した場合は、RGB値は変わっても色の見た目は変わりません。

では、sRGBでR、G、B、C、M、Yの最高値のファイルを作り、PhotoshopでAdobeRGBに変換したときに数値がいくつになるかを調べました。

(ご注意。これらのファイルには、それぞれsRGB、AdobeRGBのプロファイルが埋め込まれています。カラーマネジメントに対応したブラウザでは、両者はほぼ同じ色に見えます。カラマネに対応していないブラウザ(例えばWindowsのIEなど)では、モニタの色空間上で異なるRGB値のデータとして表示されますので、色は違って見えます。ブラウザで同じに見えない場合は、ダウンロードしてPhotoshopなどのカラーマネジメント対応アプリで比較して下さい。ダウンロードすると、記載しているRGB値と変わる場合があります。)

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このように、sRGBからAdobeRGBに変換するとRGB値は変わりますが、色の見た目は変わりません。


数値を見ると分かりますが、AdobeRGBのほうは、R、G、B、C、M、Yの最高値にはなっていません。
そこで、AdobeRGBで最高値のファイルを作り、sRGBと比較してみます。

(これらのファイルの色の違いを視覚的に認識するには、AdobeRGBカバーモニタが必要です。また、上記同様AdobeRGBプロファイルが埋め込まれていますので、カラーマネジメント対応ブラウザが必要です。)

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sRGB程度のモニタでも、多少色の差があるように見えることがありますが、AdobeRGBモニタで見るほど大きくはありません。
また、色の知覚は個人差がありますので、AdobeRGBモニタでご覧になっても違いの分かりにくい色はあると思います。

私にはブルーやイエローはあまり違いがあるように見えず、レッド、グリーン、シアン、マゼンタは違うのが分かりますが、もっとも違いが顕著なのはシアン(R0/G255/B255)とグリーン(R0/G255/B0)ではないでしょうか。
冒頭に上げたsRGBとAdobeRGBの色域の差を見ても、シアンやグリーン域で大きさがかなり違うのが分かります。

ここでシアンに関して見てみると、sRGBでR0/G255/B255だったのが、AdobeRGBではR144/G255/B255になるということは、AdobeRGBのR0〜145/G255/B255は、sRGBでは表示できないということになります。

下の画像は、AdobeRGBで、R3/G255/B255 〜 R145/G255/B255になっています。(AdobeRGBタグ埋め込み)
AdobeRGBカバーモニタでは右の方が明るいグラデーション(左L=86、右L=91)になっているのが分かると思いますが、sRGBモニタでは、ぱっと見ほぼベタになるはずです。
f0075955_8321183.jpg
この画像をsRGBに変換してみると、
f0075955_8394427.jpg
変換後、左R=0、右R=16、GBはともに255で、色としては左右違うのですが、明るさは左右ともL=91になってしまったので、ほとんどベタに見えていると思います。
sRGB準拠モニタでも、もしsRGBよりちょっと広い色域を持っていれば、若干AdobeRGBのほうのグラデが分かるかも知れませんが、sRGB以下のモニタでは、変換したほうの画像と同じ見え方になると思います。

上のAdobeRGB画像を、Photoshopのモザイクフィルターで10分割してみました。(数値の動きがあったので、トンカーブで多少出力調整。)
f0075955_137191.jpg
SX2462Wでは、左から3番目くらいまでは分離が分からないですが、あと右に向かって7段階の色の違いは分かります。

この画像をL997に持って行くと左から8番目まではベタ、9番目10番目は違いが分かりました。
上のガマット図では、sRGBとL997のモニタプロファイルの比較をしていませんが、L997も完全にsRGBに一致しているわけではなく、このシアン側に対してはsRGBよりも広いので、AdobeRGBデータでもsRGBを超えている色域のほんの一部は階調が再現されるのだと思います。

ちなみにL997でモニタプロファイルをsRGBにしてみたら、これらの段階はまったく分からなくなり、ベタになりました。



ということで、AdobeRGBカバーモニタであれば、AdobeRGBで定義された画像は、sRGBモニタよりも多くの階調が見られる可能性がある、というお話でした。

モルフォ蝶の青とか、エメラルドグリーンの南の海とかは、sRGBでは収まらない例としてよく出てきます。

あ、モルフォ蝶ってどんな色?って画像検索してもダメですよ。
web画像は元sRGBのタグなしか、sRGB埋め込みですからね〜。
本来の鮮やかな深い青は、webでは見られないです。(青い蝶だというのは分かると思いますが。)
AdobeRGB埋め込みのモルフォ蝶画像がどっかにあればいいですけど。(笑
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# by yukinyaa03 | 2010-06-06 21:31
2009年 12月 13日
Lightroom TIPS 13 補正ブラシツールの自動マスク
補正ブラシツールを使用しているときに、自動マスクにチェックを入れておくと、適用したくない領域にブラシがかかっても、その部分はマスクされて適用されません。

ヘルプを見ると、自動マスクは「ブラシの適用先を同じような色の領域に限定します。」とあるので、色や明るさの違いによって、領域を判断しているようです。

ですが、いつもうまくいくかというとそうでもなく、ブラシサイズが大きかったり、境界を越えてドラッグしてしまうと、マスクが働かずブラシが適用されてしまうことがあります。

うまく使いこなすには、マスクしたい境界あたりではブラシサイズを小さくする、あるいは1:1に拡大して相対的にブラシサイズが小さくなるようにする、などコツが必要なようです。

そしてもしオーバーランしてしまった場合は、消去ブラシに切り替えてなぞれば修整することが出来ます。
その際いちいちパネルの「消去」をクリックするのではマウスの動きが面倒なので、消去ブラシに切り替えるときはoptionキー(WindowsはAltキー)を押すと押している間だけ消去ブラシに切り替わるので、適用と消去を切り替えるのが簡単で、はみ出した部分をすぐに消すことが出来ます。

自動マスクは、補正ブラシツール使用中にAキーを押すことによって、オンオフを切り替えられます。

それ以外にも、コマンドキーを押している間だけ自動マスクが働くようで、自動マスクの切り替えは、Aキーを押すよりもコマンドキーのプレスで切り替えて使った方が使い勝手がよいのではないかと思います。

このコマンドキーをプレスして自動マスクが働くのは消去ブラシ使用時にも有効で、はみ出した部分を消しているときに、誤って適用範囲まで消去しないようにするのに便利です。
キー操作で使う場合は、option+コマンド(Macの場合)両方をプレスしたまま、マウスをドラッグすることになります。


この記事、説明画像をあとで入れようと思って、書いてから非公開で放置してました。
後日、アップデートするかも、です。
(2010.03.24)

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# by yukinyaa03 | 2009-12-13 21:46 | Lightroom
2009年 10月 12日
Lightroom TIPS 12 変更した現像初期設定の保存
LightroomのRAW現像初期設定は、必ずしも最適な設定になっているとは言えないように思います。

そこでユーザーは、自分の目的に合わせて初期設定をカスタマイズし、それをあらたな初期設定として登録するのが、Lightroom使いこなしのポイントと言えるでしょう。

初期設定を変更するには、次の手順で行います。

1.まず現像モジュールで、現像設定を変更する。

一例ですが、私はEOS 5D Mk2の初期設定として、下記の部分を変更しました。(2009.10.11現在の暫定的な設定です。)

基本補正
黒レベル 0
明るさ +40
コントラスト +40
トーンカーブ
ハイライト -10
ライト +20
ダーク -5
シャドウ -25
ポイントカーブ:リニア
ディテール
色収差:すべてのエッジ
カメラキャリブレーション
プロファイル:Camera Standard

2.現像メニューから「初期設定…」をクリック。(あるいは、オプションキーを押すと左パネルの「初期化」ボタンが「初期設定…」に変わるのでクリック。)

3.「現像設定の初期設定」ダイアログで、現在の設定に更新をクリック。
f0075955_0212329.jpg

これで次回から5D Mk2のRAWを読み込んだときに、新しい初期設定があてがわれるようになります。


さて、ダイアログの中に「画像入力機器のモデル名」と書かれているように、この変更した初期設定は、その機種にのみ有効です。
違う機種の場合はこの初期設定があてがわれないので、注意しましょう。
なので、使う機種ごとに初期設定を登録しておく必要があります。

なおこの初期設定は、シリアル番号による機種ごと、あるいは撮影時のISO感度ごとにも初期設定を登録しておけます。

シリアル番号ごとは、カメラの個体差によって修正が必要な場合や、DNGProfileEditorで作ったカスタムカメラプロファイルを設定するときなどに便利です。

ISO感度ごとは、高感度で撮った場合のノイズ軽減設定を感度ごとに設定しておけば、あとからノイズ低減スライダを動かす手間が省けます。(ただし、感度1/3ステップごとに設定を登録しないといけないので、最初は手間がかかるでしょう。)

これらを機種の初期設定に含めるには、環境設定のプリセットタブを開き、シリアル番号とISO感度を初期設定に含めるにチェックを入れます。
f0075955_037122.jpg
そうすると、現像設定の初期設定ダイアログに、「シリアル番号」と「ISO スピードレート」が表示されます。
f0075955_0392589.jpg

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# by yukinyaa03 | 2009-10-12 00:39
2009年 05月 03日
Lightroom TIPS 11  Lightroom1.4でサポート外のカメラのRAWを読み込むには
Lightroom 1.4では、2.0以降でサポートされたカメラのRAWファイルは読み込むことが出来ません。

そんな時は、Adobe DNG Converter を使ってDNGに変換すれば、読み込めるようになるようです。

Digital Negative(DNG)

DNGファイルの詳細と、Adobe DNG Converter の最新バージョンのダウンロードは上記を参照してください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ver.1.4 ではサポートされていない EOS 5D MarkII のRAWデータ(.CR2)を、DNG Converter で変換してみました。
f0075955_19213149.jpg
アプリケーションのアイコンからこのダイアログを立ち上げてしまうと、フォルダ単位でしか選択できないようですが、変換したいファイルをアイコンにドラッグして起動すると、ファイル単位で選択できるようです。

IMG_8985.CR2というファイル名のRAWを1枚DNGに変換し、元画像と同じフォルダに保存しました。


そのフォルダを Lightroom 1.4 で読み込んでみますと、
f0075955_20121140.jpg
このようにサポート外のファイルはサムネールが表示されませんが、DNGに変換してあれば表示されます。
IMG_8985.dngとIMG_8985.CR2の2枚だけチェックを入れて読み込んでみます。

読み込みが終わると、「読み込みの結果」ダイアログが出ます。
f0075955_20164795.jpg
5D MarkIIのRAWはサポート外なので、CR2ファイルは読み込めませんでした。


f0075955_20204514.jpg
一方、DNGに変換してあれば読み込まれ、Exifも表示できます。

また、PhotoshopCSのCamera Raw 2.xという3世代前の古いCamera Rawでも開けると思います。ご参考。

1.4の現像モジュールでキャリブレーションパネルのプロファイルの蘭には、Adobe Standardが表示されていました。
試しにEOS 50DのRAWをDNGに変換したのも読み込んでみましたが、そちらはACR 4.6が表示されました。

先日、日記帳に書いたときは、Camera Raw 3.7(PhotoshopCS2) ではカメラプロファイルは「埋め込み」と表示されましたが、CS3 の Camera Raw 4.6では、5D MarkII のほうはAdobeStandard 以外に機種別のカメラプロファイル、50D では ACR 4.6 と AdobeStandard、そして機種別カメラプロファイルも表示されました。
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# by yukinyaa03 | 2009-05-03 21:11 | Lightroom